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アプリ開発の費用相場は?内訳やできるだけ費用を抑える方法など徹底解説

更新日: 2024年8月13日

アプリ開発の費用相場は?内訳やできるだけ費用を抑える方法など徹底解説

アプリ開発の費用は、開発規模、機能の複雑さ、開発期間、必要な技術者の人数やスキルレベルなどによって決まります。しかしできるだけよいものを、費用を抑えて制作したいと考えるのは当然でしょう。この記事では、アプリ開発の費用相場から、費用をできるだけ抑える方法まで詳しく解説します。新たなアプリ開発を行う際の参考にしてください。

アプリ開発の費用相場

まずはアプリ開発の費用相場を確認してみましょう。アプリ開発にかかる費用の相場は、開発手法によって違いが出ます。

ノーコード型開発

ノーコード型開発の費用相場は3万円から10万円程度です。

ノーコード型開発とは、専門的なプログラミング知識が不要で、低コストで迅速に開発できる方法で、主に小規模なアプリやプロトタイプの開発に適しています。元々のプログラムがある程度組まれており、自社に合った要素を設定するだけでアプリができあがるのがメリットです。

ハイブリッド型開発

ハイブリッド開発の費用相場は、100万円から300万円程度が一般的です。

ハイブリッド型開発とは、Web技術を用いてiOSやAndroid両方で動作するアプリを作成する方法です。1つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるため、開発コストを抑えつつ多機能なアプリを提供できるというメリットがあります。

スクラッチ型開発

スクラッチ型開発の費用相場は500万円から3000万円以上までまちまちで、他の方法に比べて最も高額となります。

スクラッチ型開発は、ゼロからオリジナルのコードを書いてアプリを作成する方法です。高度なカスタマイズや複雑な機能を持つアプリに適しており、独自機能の必要性やこだわりがある場合に利用されます。

アプリ開発の費用はどのように決まる?

アプリ開発の費用は、開発規模、機能の複雑さ、開発期間、必要な技術者の数とスキルレベルなどによって増減します。

たとえば、高度なセキュリティ機能やデータ連携機能を追加する場合に費用が増加します。また、開発の効率を上げるためのツールやソフトウェアの利用も、費用に影響するポイントです。

【アプリ種類別】開発費用相場一覧

開発費用の相場は、アプリの種類によっても変わります。ここではアプリの種類別に、開発費用の相場を解説します。

SNSアプリ

SNS系アプリの開発費用は、一般的に50万円から1000万円程度です。求められる機能のレベルによって大きく幅があり、シンプルな機能だけであれば安く済む可能性が高いでしょう。

SNSアプリに持たせられる機能は多岐にわたります。チャット機能、通知機能、データベース連携などの追加が費用に影響するため、必要な機能を見極めることも大切です。

ECアプリ

EC系アプリの開発費用は、数十万円から600万円程度です。

EC系アプリにおいては、ショッピングカート機能、決済機能、商品管理システムなどが主要なコスト要因となります。またECアプリでは顧客分析機能も重要性が高く、どこまで多機能にするかの判断が大変重要です。

ゲームアプリ

ゲームアプリの開発費用は非常に幅広く、300万円から数千万円に及ぶことがあります。

ゲームにおいては、グラフィック、サウンド、ストーリー、マルチプレイヤー機能などの複雑な要素が費用を大きく左右するのが特徴です。要素が多ければ多いほど開発費用は高額化するため、機能の必要性や収益性もよく検討したうえで計画を立てなければなりません。

アプリ開発にかかる費用の内訳

アプリ開発には、以下のようなさまざまな費用がかかります。それぞれの内訳を確認してみましょう。

人件費

人件費は、プロジェクトに必要なエンジニア、デザイナー、テスターなどの人員にかかる費用です。月額の相場は、エンジニアが80万~120万円、デザイナーは60万~100万円程度を目安にするとよいでしょう。

参画するメンバー数は、プロジェクトの内容・規模によって異なります。予算を考慮しながら内容を詰めるとよいでしょう。

開発期間

開発期間は、プロジェクトの複雑さにより増減するものです。シンプルなアプリで1~3か月、標準的なアプリで6か月ほどですが、複雑なアプリでは1年以上かかることもあります。

開発期間が長くなるほど、前出の人件費が増加し、費用が加算されます。「月々の人件費×開発期間」から、開発にかかる人件費の総額を算出しましょう。

開発手法

冒頭で解説したように、アプリの開発手法にはノーコード開発、ハイブリッド開発、フルスクラッチ開発などがあり、それぞれコストが異なります。

ノーコード開発は低コストで短期間、ハイブリッド開発は中程度のコスト感です。フルスクラッチ開発は高コストで、しかも長期間を要する方法となります。

OS

アプリ開発では、対応するOSの数が増えると開発費用が増加します。企画や要件定義は変わらなくとも、開発そのものは別の手順が必要になるためです。

iOSとAndroid両方に対応する場合、どちらか片方だけに対応するものと比べて、追加費用は100万~200万円程度となります。

追加機能

データ連携、ログイン連携、決済システムなどの追加機能は、1機能あたり40万~100万円程度の費用が発生すると考えてよいでしょう。

どのような種類のアプリでも、複雑な機能を追加するほどコストが増加します。しかし機能が不足しているとユーザビリティを損ない、アプリが使われないこともあるため注意が必要です。

デザイン

デザイン費用は、アプリの見た目や操作性に影響します。シンプルなデザインであれば10万円程度、複雑なデザインでは数十万円に及ぶことがあるでしょう。

デザインにはユーザビリティを高めるだけでなく、ブランディングの側面もあります。顧客に対して、企業イメージを効果的に訴求できるデザインが理想です。

アプリ開発にかかるその他の費用

上記の他にもアプリ開発には、いくつかの場面で費用がかかります。開発を行う際は以下の費用もみておきましょう。

サーバーを保守する費用

サーバー保守とは、アプリのデータを安全に保存し、常にアクセス可能な状態にすることです。これには定期的なバックアップ、セキュリティ対策、サーバーの監視などが含まれています。

サーバー保守を怠ると、データの消失やサービスの停止などの重大な問題が発生する可能性があるでしょう。企業の信頼性を損なわないためにも、保守費用は必要です。

OSアップデート対応の費用

OSアップデート対応は、iOSやAndroidの新しいバージョンにアプリが対応できるようにするための作業です。新しいOSがリリースされるたびに、アプリの互換性を確認し、修正を加えなければなりません。

アップデート対応を行わないと、ユーザーが最新のOSを使用した際にアプリが正常に動作しない可能性があります。したがって、アップデート対応の費用もアプリを提供する間は継続的に必要な費用です。

不具合を修正する費用

不具合修正は、アプリのバグや問題を発見し、迅速に修正するためのプロセスです。ユーザーからのフィードバックや定期的なテストを通じて不具合を検出し、対応する必要があります。

迅速な不具合修正は、ユーザーエクスペリエンスを向上させ、アプリの信頼性を維持するために不可欠といえるでしょう。

アプリ開発費用をできるだけ抑える方法

アプリ開発の費用をできるだけ抑えるには、以下のような方法が挙げられます。

フリーランスのエンジニアやデザイナーを活用する

フリーランスのエンジニアやデザイナーを活用することで、企業に依頼するよりもコストを抑えやすくなります。フリーランスの場合は、固定オフィスにかかる費用や社員への福利厚生といった企業ならではのコストが不要になることが多く、総合的に開発の経費が抑えられているためです。信頼性のあるプラットフォームを利用したり、過去の実績を確認したりすると、適切なフリーランスが見つかるでしょう。

最も重要な機能から優先して開発する

アプリ開発の際、すべての機能を一度に開発するのではなく、最も重要な機能から優先して開発し、他の機能は後で追加することを検討してみましょう。

機能追加をする方法は、開発初期に必要なコストを削減し、さらにリリース後のフィードバックをもとに改良を加えることができるため、大変効率的です。優先順位を決めるためには、ユーザーのニーズやビジネス目標に基づいた慎重な計画が求められます。

開発前に要件を明確にすること

アプリの開発中で無駄な費用がかかってしまう原因に、要件定義が曖昧であることが挙げられます。余計な費用をかけないためには、開発前に要件を明確にすることが重要です。

要件定義が不十分な場合、開発途中でデザインを変更したり、不要な機能に気付いたりといったことで、開発期間が延びることにつながります。時間がかかれば費用に直結してしまうでしょう。

まとめ

アプリ開発の費用は、アプリの開発手法、またアプリ自体が複雑・多機能なものであるかどうかで大きく変わります。費用の総額においては人件費の占める割合も大きく、柔軟に開発のできる優秀なチームを集められるかどうかも費用に影響を与えるでしょう。

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