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アプリ開発

「保守の移管」から始めるアプリ成長戦略──オフショア×DevOpsで“攻めの運用”を実現する方法 モバイル/Webアプリの“保守疲れ”が、事業成長のボトルネックに

更新日: 2025年9月30日

03-73_「保守の移管」から始めるアプリ成長戦略──オフショア×DevOpsで“攻めの運用”を実現する方法

モバイルアプリやWebアプリの保守に、こんな悩みはありませんか?

  • 保守が属人化し、特定の担当者が辞めると立ち行かない
  • 外注先とのやり取りが煩雑で、改善要望を出しても反映に時間がかかる
  • 保守費用ばかりが膨らみ、事業の価値につながっていない

特に、特定のアプリ開発プラットフォームや、ローコードツールなどでスピーディに開発されたアプリでは、保守・改善の自由度が制限され、「伸ばしたくても、伸ばせない」状態に陥るケースも増えています。

また、大企業が運用するような、会員管理・予約・決済などが密接に絡む“複雑なバックエンドを持つアプリ”では、保守の難易度も高く、ちょっとした改修やUI変更にも多くの工数と調整が必要です。

こうした課題に直面したとき、選択肢の一つとなるのが、保守業務の「移管」です。

当社では、そうした大規模かつ複雑な構造を持つアプリの保守・改善支援を多数手がけており、UI/UXデザイナー、エンジニア、PdMがチームで伴走する体制を整えています。

“保守”を、ただの作業から「事業成長を支える武器」に変える──

その第一歩を、保守の移管から始めてみませんか?

なぜ今、「アプリ保守の移管」が必要なのか?

アプリ開発においては、スピードや予算を優先してローコードや外部ベンダーに頼るケースが一般的です。しかし、リリース後の運用フェーズで以下のような課題が噴出することは少なくありません。

  • 開発当初の担当がすでに離れていて、仕様が不明瞭
  • 運用ドキュメントが整備されておらず、改善に踏み出せない
  • ローコードでできる範囲を超えた施策(分析・連携・UI刷新など)が難しい

また、ベンダーが保守契約内でできる対応は限定的なことも多く、「やりたいことはあるが、実行できない」という状態に陥りがちです。

その一方で、アプリがビジネスの中心にある企業では、UX改善・CV最適化・機能拡張など、成長に向けた改善ニーズは絶えません。

こうした状況を打破するのが、“保守の再設計”=移管による体制刷新です。

移管とは、単に運用を外部に丸投げすることではなく、今ある体制を見直し、改善の土台を築くための戦略的なアクションと捉えるべきです。

オフショア×日本チームで、コストも品質も妥協しない体制を構築

当社では、約1,400名規模のオフショア体制を活用し、モバイル/Webアプリの保守・改善業務を効率的かつ高品質に支援しています。

特徴は、“オフショア任せ”ではなく、日本側チームとのハイブリッド体制にあります。

ハイブリッド体制の特徴

  • オフショア(約1,400名): バグ修正・改修・検証などの実装・運用をスピーディに対応
  • 日本側チーム: UI/UX設計・改善提案・顧客折衝・要件定義・DevOps運用などを担当

単なる「コスト削減」のための外注ではなく、企画〜実装〜改善サイクルまでを一貫して回せる体制だからこそ、保守フェーズから“成長を支援する運用”が可能になります。

さらに、当社では大規模会員制アプリや決済・予約・位置情報などを含む複雑なアプリ構造にも対応可能なナレッジを保有しています。

DevOps体制で“止まらない改善”を実現する

保守と開発が分断されていると、「修正して終わり」「問い合わせ対応で手一杯」といった状況になりがちです。

当社では、DevOps(開発+運用)の考え方をアプリ保守に取り入れています。

継続的な改善サイクルの例

  • ユーザーデータ/ログ/問い合わせ内容を分析
  • UI/UXの課題を抽出し、改善案を提示
  • 仮説に基づいた改善を実装
  • 効果測定し、次の施策へ

この一連の流れを、デザイナー・エンジニア・ディレクターが一体となって回すことにより、「保守=守る」から「保守=伸ばす」へと意味を転換します。

特に、特定のアプリ開発プラットフォームやローコードツールではカバーしきれない機能追加やUX設計の部分も、柔軟にカスタム対応できる点が強みです。

最終的には、“段階的なリニューアル”を視野に

「今すぐリニューアルしたいけれど、現状の体制では無理がある」

そう感じている企業にこそ、保守移管→改善伴走→リニューアルという段階的なアプローチをおすすめします。

保守フェーズで蓄積したユーザー理解・技術理解・運用理解は、リニューアル時に最大の武器になります。

当社では、以下のようなステップで無理なくリニューアルを実現していきます:

リニューアルまでのステップ

  • 保守移管で体制を安定化
  • UI/UX・技術課題の棚卸し
  • 小さな改善・仮説検証を積み上げる
  • 大規模な設計・技術刷新へ移行(段階的)

この方法なら、現場の混乱を最小限に抑えつつ、経営判断や予算に応じた柔軟なリニューアル計画が可能になります。

まとめ|アプリ保守の移管は、事業成長の“仕込み”である

モバイルアプリ/Webアプリは、公開して終わりではなく、運用・改善によって初めて価値を発揮するプロダクトです。

しかし、属人化や非効率な体制のままでは、「守るだけ」で終わってしまいます。

今の保守体制に課題を感じているなら、それは伸びしろのサインです。

  • コストと品質の両立が難しい
  • 保守に追われ、改善が進まない
  • UI/UXが時代遅れになってきた
  • リニューアルを見据えた体制を整えたい

こうした悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

保守の移管から、成長の再設計は始まります。

>> アプリの保守についてSun Asteriskへ相談する

Sun Asteriskがこれまで手がけてきたアプリ開発プロジェクトの中から、選りすぐりの事例を厳選した内容です。ぜひご覧ください。

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