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UI/UX

UIUXデザインを得意とする会社10選|目的別の選び方と注意点を解説

更新日: 2025年6月30日

UIUXのデザインは専門性が高いため、自社のリソースを使用するだけでなく、UIUXデザインの専門会社に協力を仰ぐケースが一般的です。UIUXデザインを専門とする会社は数多くあり、それぞれ得意分野が異なるため、自社に合った会社を選択することが重要です。

今回は、自社に最適な外注先を見つけたい方のために、UIUXデザイン会社の特徴や選び方を目的別・実績別にわかりやすく解説します。UIUXデザインを得意とする代表的な会社10選も紹介するため、ぜひ参考にしてください。

UIUXデザインとは?

UIUXデザインは、ユーザーがプロダクトやサービスを快適に使えるように設計を行うことです。まずは、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)の違いを理解しましょう。

UI(ユーザーインターフェース)

UIは、ユーザーとプロダクト・サービスとの接点となる画面や操作部分を指します。ボタン・メニュー配置・フォント・色使いなど、ユーザーの目に入る情報はすべてUIです。画面の使いやすさや視認性を高め、直感的な操作を実現することで、UIを改善できます。

<UIの一例>

  • ボタンの位置がわかりやすい
  • テキストの色やフォントが読みやすい
  • 画面のレイアウトが見やすい
  • 入力フォームに補助機能がついている

UX(ユーザーエクスペリエンス)

UXは、サービスやプロダクトを通じて得られる「ユーザー体験」全体を指します。サービスについて調べる・公式サイトにアクセスする・サービスを購入する・リピートを検討するなど、ユーザーの一連の流れすべてがUXです。

ユーザーが関わるものの使いやすさや利便性を高めることで、UXを改善できます。UXが高いと、ユーザーのリピート率やサービスへの信頼感につながります。

<UXの一例>

  • サイトの処理が早い
  • アプリ内の導線がわかりやすい
  • 入力情報を保存できる
  • ユーザーにお得なキャンペーンを打ち出す

UIUXデザイン会社の役割と依頼できる業務

UIUXデザイン会社は、サービスやプロダクトの使いやすさを高め、ユーザーの満足度を最大化することを目的としています。クライアントの目的や現状の課題に対し、戦略的なデザインを提案するのがUIUXデザイン会社の役割です。

UIUXデザイン会社といっても、ユーザーの課題分析が得意な会社やコンサルティングが得意な会社など、その強みや対応範囲はさまざまです。

<UIUXデザイン会社の業務範囲の一例>

  • ユーザー調査
  • ペルソナ設計
  • カスタマージャーニー作成
  • デザイン制作
  • ユーザーテスト

UIUXデザインを得意とする会社10選

ここからは、UIやUXのデザインを得意とする会社を厳選して紹介します。自社の課題や作りたいものに合わせて、適切な会社を選択しましょう。

なお、Sun Asteriskでは、さまざまなデジタルプロダクトをデザインしてきた専門家によるUIUXデザインサービスを提供中です。自社のUIUXを改善したい方は、ぜひダウンロードしてください。

株式会社Sun Asterisk

株式会社Sun Asteriskは、デジタル領域における新規事業開発・サービス改善を強みとする開発会社です。専門のUI/UXデザインチームを擁しており、ユーザー調査・情報設計・UIデザイン・プロトタイピングといった上流工程から、エンジニアと連携した実装・改善まで一気通貫で支援できる体制を整えています。

また、ビジネスとユーザー体験の両面を捉えた設計を重視しており、要件の整理やプロダクトの方向性検討から併走できる点が特徴です。 「デザインだけで終わらせないUI/UX支援」を求める企業にとって、戦略性と実行力を兼ね備えたパートナーとして活用されています。

株式会社ニジボックス

株式会社ニジボックスはリクルートグループのUIUX専門会社で、主にWebサイトの構築・サイトリニューアル・既存サービスの改善などを請け負っています。UXリサーチからワイヤーフレーム設計、UIデザインまでをワンストップで提供しているのが強みです。

株式会社グッドパッチ

株式会社グッドパッチは、国内有数のUIUX特化型デザインファームです。国内外のスタートアップから大手企業まで多様な支援実績があり、サービスの立ち上げから改善フェーズまでを一貫して依頼できます。なかでもデザイン立案を得意にしているのが特徴です。

株式会社アジケ

株式会社アジケは、「“味気”のある世の中をつくる」を掲げたUX/UI専門会社です。0→1を創出する事業開発支援、1→10に成長させる事業&サービス成長支援、金融・銀行特化型支援の3種類のサービスを展開しています。金融・銀行サービス領域に強みを持っているのが最大の特徴です。

株式会社ARCHECO

株式会社ARCHECOは、最先端のUXデザインを提供するUX/UIデザインコンサルティングファームです。UIUXデザイン設計・プロトタイプ開発・Webデザイン制作・新規事業支援など多岐にわたるサービスを展開しており、依頼元に合ったスタイルで柔軟な関わり方ができます。

株式会社セブンデックス

株式会社セブンデックスは、ブランド戦略とUIUXデザインを掛け合わせたUX/UIデザイン会社です。戦略立案からUIデザイン、リリース後のグロース支援までトータルで支援を行っており、業界や規模を問わずに豊富な支援実績があります。デザインだけでなく、クライアントの課題解決も得意としています。

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社は、スマートフォンアプリ開発やWebアプリケーション開発などのモバイルアプリケーション領域を得意とするUIUXデザイン会社です。UIUXデザインのプロフェッショナルによって、ユーザーリサーチ・コンテンツ戦略・デザイン設計までをトータルでサポートしています。

株式会社フォーデジット

株式会社フォーデジットは、ビジネスとユーザーをつなぐ「デジタルデザイン」を提供するデザイン会社です。デジタル施策やDXを得意としており、デザインだけでなくコンサルティング支援も行っています。東京オフィスのほか、バンコク・ホーチミン・クアラルンプールにもオフィスを構えています。

株式会社ジークス

株式会社ジークスはプランニング × クリエイティブ × エンジニアリングを掲げた制作会社で、自社の開発チームを持っているのが特徴です。ユーザーの視点に寄り添った人間中心の設計にこだわっており、専任チームがヒアリングからUI設計開発、リリース後のサポートまでをワンストップで対応しています。

えそら合同会社

えそら合同会社は、デザインの力で新規事業の立ち上げを支援しているデザインコンサルティング会社です。元々リサーチ専門会社として創業されたため、市場リサーチや顧客分析に強みを持っています。デザイン支援サービスでは、依頼元の会社の規模やリソースに合わせたサポートを行っています。

UIUX会社へ依頼するまでの流れ

UIUX会社に依頼する際は、まず自社の課題や目的を整理し、何を改善したいのかを明確にすることが重要です。

要件定義が完了次第、自社にマッチしそうな会社を複数ピックアップし、過去の実績やポートフォリオなどを確認しましょう。依頼候補先を数社に絞ったら、打ち合わせや提案書の内容などを経て最終決定します。

<依頼の流れ>

  1. 自社の課題分析・要件定義
  2. 競合分析・似たような事例を探す
  3. 目的にあったデザイン会社を検討する
  4. 商談・見積書依頼を行う
  5. 依頼先決定・契約締結

UIUX会社を選ぶときの判断基準

UIUX会社を選ぶ際は、依頼内容とマッチするスキル・実績・体制を携えた企業かどうかをしっかりと見極めましょう。

改善したい課題と得意分野がマッチしているか

UIUXのデザイン会社は、会社によってそれぞれ得意分野が異なります。

たとえば、BtoBに特化している・ブランディングに強い・アプリ制作の実績が豊富など、その強みはさまざまです。

事前に入念なリサーチを行ったうえで、自社の改善したい課題や達成したい目的を得意とする会社を選ぶことが大切です。

対応できる事業範囲が広いか

対応可能な業務範囲が広いかどうかも、会社選定の重要なポイントです。

特に自社に専門性がない場合は、デザインだけでなく、戦略設計・開発・運用までを一貫して任せられる会社に依頼すると便利です。

依頼先を選定する前に、どこまでを自社で行えそうか、どこからを外部に委託したいのかを明確に定めておきましょう。

依頼したい案件と似た事例があるか

過去に自社の依頼内容に類似した実績がある会社は、事前に成果物のクオリティや品質の予測を立てやすいという利点があります。

公式サイトや事例紹介ページで、自社と解決課題や規模感が近いプロジェクトをチェックしてみましょう。

具体的な戦略が講じられているか

UIUXは単なるデザインだけではなく、課題解決のための戦略的な設計も重要な位置を占めます。

打ち合わせやプレゼンを受ける際は、課題に対する具体的な戦略が講じられているか、根拠のあるロジックかなどを見極め、ユーザー行動に基づいた設計ができる会社を選定しましょう。

予算・スケジュール感がマッチするか

どれほど優れた提案でも、予算や納期がマッチしていない場合は依頼が実現しません。必ず初期段階で予算・費用や希望のスケジュールを共有し、それに対応してくれるかを確認しましょう。

担当者の対応がよいか

UIUXデザインを外部に依頼し、プロジェクトを協同で進めるにあたって、依頼先担当者とのやり取りにストレスがないことも重要なポイントです。

丁寧かつスムーズなコミュニケーションが取れるか、自社の課題に対する理解度が高いかなど、顔合わせの際の印象を大切にしましょう。

まとめ

UIUXのデザイン会社へ依頼を行う際は、自社の課題や目的に合ったサポートを行ってくれる会社を選択しましょう。

Sun Asteriskでは、デジタルプロダクトのデザインを数多く⼿がけてきた専⾨家が、情報設計・UIUX・ビジュアルなどの観点を中⼼に、プロダクトの課題抽出から改善案の提案までを⼀気通貫で行うサービスを提供しています。これからUIUXのデザインを依頼する予定がある人は、ぜひ以下のガイドをチェックしてください。

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