開発支援事例：ダイキン工業株式会社
トラックドライバーや運送業界にも働き方改革が適用されることで、物が運べなくなる可能性が生じるとされる「物流の2024年問題」。 2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用されるなか、ダイキン工業社の配送センターにおいても、荷揃え待ちやバース開放待ちがセンターの業務都合でスケジュールが組まれていたため、無駄なドライバーの拘束時間が発生。これらを解消するために、庫内作業負荷とドライバー待機時間削減を両立するマスタースケジュールをつくり、庫内作業の進捗に合わせてドライバーを入場させるためのスケジュールを管理するシステムをSun*で開発支援いたしました。
Sun*が選ばれた理由
時間に余裕がなかっため、アジャイル開発を活用し、スピーディに設計から開発、業務定着化の支援の実績があった点。また、物流業界のシステム開発の経験のあるシステム設計者だけでなく、物流業務・オペレーションにも精通したメンバーがいたため、解像度が高く、未来を見据えた提案を行えたこと。
課題に対するSun*の対応
基幹システムと連携してデータを授受する部分は通常開発工期がかかるため、暫定的にRPAツールを活用して機能を実現し、後のステップでAPIを連携。また、クラウドアーキテクチャに対するセキュリティ要件に対して、情報システム部門と密に連携しながらシステムを構築していった。
クライアントの声
『Sun*をパートナーとして選んだ理由は、同じ組織にデザイナーがいてUIに関する技術を持っていることと、今回の物流システムと近い開発実績をお持ちだったこと、そしてスピードが感じられた点です。限られたスケジュールの中で、早期にキャッチアップし、プロジェクトを進行いただきました。また、予期せぬ開発にも迅速に対応していただき、弊社のビジネスに適した改善提案をしていただき、パートナーとして非常に信頼しています。』
開発体制
