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本気で課題に挑む人たちと共に。「社会実装」にこだわり変革を作り出すSun*のAIチームとは

更新日: 2026年3月19日

本気で課題に挑む人たちと共に。「社会実装」にこだわり変革を作り出すSun*のAIチームとは

Sun*には、Data&AIの領域に特化し、グループ内のR&D組織やエンジニアチームと共にクライアントへのソリューション提供を行う専門組織があります。

今回インタビューしたのは、Sun*でData&AI組織の立ち上げとマネジメントに従事してきた西田。2011年、当時のヤフーでAI領域を含めて約20のサービスを手掛けた後、アクセンチュアを経て、その後Sun*へ入社しました。現在は大規模AIプロジェクトの専任担当として、AIを通じた価値向上に心血を注いでいます。

特定の役職に安住することよりも、「AIという不確実なテクノロジーを、価値あるシステムへと昇華させる」こと。幅広いケイパビリティと高い技術力を武器に、Sun*が体現するAI実装、そして本気で課題に取り組むクライアントと共に社会をアップデートすること。その「三方よし」の挑戦について語ってもらいました。

「新しい技術を使って挑戦したい」幅広い領域を理解するジェネラリストとしてのキャリア

勤務先は、Sun*が5社目です。キャリアのスタートはSIerで、エンジニアとして2社で5年半、プログラミングやインフラ設計を経験しました 。その後ヤフー株式会社へ移り、PMやPdMとして14年半在籍しました。「Yahoo!ボックス」というパーソナルストレージサービスや「Yahoo!カレンダー」など、合計で20個ほどのサービスを担当しました。

その後はアクセンチュア株式会社で約2年、テクノロジーコンサルタントとしてシニアマネージャーを務めました。2021年9月にSun*へジョインして、現在5年目です。

私自身は何か一つに特化したスペシャリストというより、ジェネラリストとしてさまざまな領域を支援してきました。エンジニア視点でのプロダクト開発においては、法人向けもできますし、コンシューマー向け特有の成長の痛みも分かるので、幅広くできることが強みだと思っています。

特にAIやIoTの領域とは縁が深くヤフー時代には2012年に「Yahoo!音声アシスト」というSiriのようなアプリをリリースしたり、音声認識の研究開発目的でスマートスピーカーのプロトタイプを作ったりもしていました。AIについては2011年末頃から関わりはじめ、別のプロジェクトと行ったり来たりしながら今まで携わり続けています。

私が好きなのは、小さなプロジェクトでも新しい技術を使ってチャレンジしていくこと、その中で社会問題や課題を解決していくことです。これまでそういうやりがいを求めて取り組んできました。

大手組織でのキャリアよりも「新しい技術での挑戦」に賭けた理由

ヤフーでは最終的に本部長まで務め、最後は組織マネジメントが仕事の中心でした。コンシューマー向けの事業会社経験としてはやりきった感覚があり、40代半ば頃には、「改めて法人向けの領域に挑戦をしたい」という思いが強くなっていました。背景として、興味のあったAIやIoT領域では、コンシューマー向けより法人向けの社内システムや業務システムに対して投資をする事例が当時は多かったんです。日本で挑戦するなら法人向けの方が良いだろうと考え、まずはそこを目指しました。

法人向けの力をつけるために、アクセンチュアで2年ほど経験を積みました。大きな会社なので、エンタープライズ顧客、グローバル規模での大きなプロジェクトを多く経験しました 。一方で、新しい技術へ挑戦する時はプロジェクト規模が小さくなりがちなので、なかなか新規事業に関われる機会がありませんでした。

そんな中で出会ったのがSun*です。新規事業に困っているお客様に対して、スタートアップからエンタープライズまでコミットする姿勢が非常に印象的でした。

SIer的なやり方ではなく、ビジネスデザイナーやデザイナーが多く在籍しているため、上流の体験設計から実装まで一貫して手掛けられる。このバリエーションを持つ会社は他にはなかなか無いと思います。社風としても、部署の垣根なく「どんどんチャレンジしていこう」という姿勢や、売上以上に自分達やお客様が叶えたいことにコミットしていく話を聞いて、面白いと思いました。大手組織のセグメントされた領域でのコミットに比べると、柔軟で自分の肌に合っていると感じました。

他にAIスタートアップも検討しましたが、話を聞くと共通したペインポイントとして「PoC(概念実証)までは成功しても、社会実装をする時にAI以外のシステム開発が必要になりリソースやマネジメント力が足りない」という点がありました。一方でSun*には、ベトナムに1,000人規模のエンジニア部隊がいます。0から1、1から10ができる会社は他にもありますが、10から100までしっかり広げられる会社はなかなかありません。

大規模プロジェクトの最前線と、AI組織「DAP」の挑戦

Sun*に入社した4年前当時はAI専任組織がなく、プロジェクトマネージャー(PM)として製造・物流向けのIoTプラットフォームの立ち上げを担当しました。他にも、大手家電メーカー向けのECサイトやCRMサイト構築のPMや、大手機材部品メーカーのB2B購買管理システムのフロント周りのPMなど、製造・物流を中心に新規立ち上げのプロジェクトを主に担当してきました。AIとIoTは好きですが、それ以外でも広く知見を貯めたいと考えていました。

その後、Sun*の日本側にAIの専門ユニットを作る話をいただき、約2年前に立ち上げてユニットマネージャーとなりました。部下3名の体制から始まり、ベトナム側のR&Dチーム(AI知見を持つ数十名規模のエンジニアや研究者)と一緒に事業を立ち上げてきました。お客様に提案して案件を形にしていく中で事業成長の可能性が見え、2025年の4月にディビジョン(部)に昇格しました。これが今のData and AI Pros.(通常DAP)という、エンジニアだけでなくAIの専門知識を持ったPMやデータサイエンティストも含めた組織です。

当初は部長職としてマネジメントにも関わっていたのですが、2025年から大型のAIプロジェクトが動き始めたことで、それに専念してコミットメントするため、職位を離れてプロジェクト専任となりました。AIという抽象的で不確実性の高いテクノロジーに対して期待値コントロールをしながら世の中に出していくには、やはり経験と知識が必要です。そのためにはAIの知見を持ったPMが必要ですし、それによってベトナムのAIエンジニアをはじめとしたプロジェクトメンバーも、より輝きます。

プロジェクトは、大手企業内の社内業務や顧客対応業務に、AIを使用したシステムを導入することで、業務効率化と顧客体験の向上を推進していくというものです。従来は部署単位で生成AIのPoCを実施して導入評価をしていたのですが、部署を横断してAI活用をすることで、企業内のナレッジの集約を狙っています。詳しいことは説明できませんが、最先端のインフラを使い、最先端のAI技術を調査しながら導入を進めており、Sun*のプロジェクトメンバーも総勢30名ほどの規模になっています

このプロジェクトの面白さは、PoCで終わらない「世の中で多くの人に使われるもの」を作れることです。AI開発ではPoCで終わるものが数多くある中で、たくさんの人に使ってもらえる形になることに、まずやりがいを感じます。

また、PoC以降で失敗するよくある原因の一つとして、根幹であるデータが整備されていない、持続可能なAI改善のシステム運用の考慮が後回しになっていることが挙げられます。しかし、本プロジェクトは継続的なシステム運用を見据えた検討や評価からメンバーが参画できているので、メンバーのモチベーションに繋がっていると思います。

新規事業が成功するためのキーファクターはいくつかあると思うのですが、私たち自身がクライアントのトップの人たちとコミュニケーションを取ることが重要だと考えています。下からだと費用対効果を踏まえた投資判断が難しいところがどうしてもありますが、先述のプロジェクトでは、クライアントのスタートアップCxOの方々と直接コミュニケーションをしてプロジェクトが始められたので、その点は良かったですね。

もう一つ、Sun*はクライアントのやりたいことに対して、足りないピースをどんどん渡すことができる点が大きな強みだと思います。例えば今回、AIシステム開発を検討するにあたって急遽UXデザイナーが必要になったのですが、Sun*から人員を紹介することでプロジェクトの立ち上げに成功しました。Sun*はタレントのバリエーションが広く、すごいと思える人達が社内にいて、内部で相談するといくつかの答えがもらえるので、とても心強く感じています。

越境を歓迎するカルチャーと、多様なアセットが揃うSun*の強み

Sun*の中にいて感じる最大の強みは、「東証プライム上場企業ではあるが、セグメントされた制約が少ない」という点です。最低限のルールはありますが、「これをやりたい」と手を挙げれば賛成してくれる仲間がいます。私はこの風土が、かつてのヤフーにあった「ならず者」のDNAに近いと感じています。やったもん勝ちというか、手を挙げてどんどん挑戦していこう、みんなでそれを応援していこう、という風土がとても魅力的だと思います。

Sun*では決まった通りのことに対して言われた納期で納品するのではなく、抽象的な相談が来て、要件も決まっていないところから自分達で考えて提案をしていきます。いろいろなタレントがいるからこそ多様な提案に応えられるし、自分のロールからさらに踏み込んでいく姿勢があります。それができる会社であることは魅力的だし、クライアントに提案が響いて「一緒にやろう」とスタートしてお付き合いができることも魅力に感じています。

最近のAI系SaaSは便利ですが、企業のDXが本格化してAIシステムを統合していこうとする時に、外部にデータを取りにいくなどのカスタマイズの壁が出てきて、逆に使いにくくなる可能性もあると考えています。特に大企業の中でAIを導入していくときには、AIをカスタマイズして導入できる基盤やテクノロジーがあり、実現できるエンジニアのいる会社が強いと思っています。Sun*はそこにも強みがありますよね。

本気で課題に挑む人たちと向き合い、社会のアップデートも含めた「三方よし」を作りたい

Sun*のミッションである「本気で課題に挑む人たちと、事業を通して社会にポジティブなアップデートを仕掛ける」っていう、この言葉が結構、好きなんです。本気で課題に挑む人たちや、「自分はこうやりたいんだ」と新規事業に向き合う人たちと私たちも本気で向き合って、一緒に事業として成功させながら社会に貢献させていく、その伴走ができるパートナーでありたいと心から思っています

今のプロジェクトも、まさにそうです。社長の熱意やビジョンに共鳴したからこそ、自分が部長職を辞めてでも100%コミットすることを選びました。本気でやる人達に対して、自分も受け身ではなくぶつかっていきたいですし、そういうチャレンジを歓迎するのが、Sun*の良い風土だと思います。仕事を通じて、自社だけでなく、クライアントも、社会も含めて「三方よし」で成功していく、それをいろいろなところで体現していきたいです。


西田 衣織 / Iori Nishida

株式会社SunAsterisk CTOs,  Data and AI Solution Delivery Manager

SIer企業で約5年間システム開発を経験後、2004年からヤフー株式会社に在籍。Yahoo!ツールバー、Yahoo!ボックス、音声アシスト等、多数のコンシューマ向けサービスのプロジェクトマネジャーを経験後、2014年からは本部長としてパーソナルクラウド領域やIoT事業領域を管掌。2019年からアクセンチュア株式会社に入社し、大手製造系企業の営業支援DXのコンサルティング業務等を経験。2021年にSun*へ入社。Enterprise企業のIoTプラットフォームシステム、B2C ECシステム、B2B ECシステム、AIプラットフォームなどの開発マネジメント支援を行う。特許出願28件(対話システム、ストレージシステム等)。


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