「誰もが価値創造に夢中になれる世界」を目指す―――そんな会社で働いている人たちって、どんな感じなんだろう?という疑問にお答えするべく、最前線で活躍するSun*社員にインタビューしてみました。
第3弾としてピックアップするのは、2021年8月にSun*に入社したエンジニアの鈴木義(すずき ただし)さん。PM(プロジェクトマネージャー)しての応募から始まったものの、入社時にはエンジニアとしてオファーを受けた彼は、現在はFaroとPalosという2つの部署でUM(ユニットマネージャー)として、新規プロジェクトの立ち上げや炎上案件の対応など、多彩な役割を担っています。
目次
「同じことをやり続けるより、いろいろなことに挑戦したい」 ―多岐にわたるキャリアの軌跡
鈴木さんのキャリアは、SIerのシステム開発から始まりました。約9年間、生産管理系システムの開発とプロジェクトマネジメントに携わり、チームの技術的なリードも担当。その後、通信キャリア系企業へ転職し、物流や運送、自社サービス領域での開発をリードしながら、アジャイルやスクラムの考え方を実務に取り入れたといいます。
プレイングマネージャーとして活躍する中で、「もっと柔軟な働き方をしたい」「多種多様なプロダクトに関わりたい」という想いが生まれたことから転職活動を開始。カジュアル面談などを通じて10社ほどを比較検討した結果、「スタートアップ支援への関心」や「請負でなく準委任で並走する姿勢」に惹かれ、Sun*を転職先として選択したといいます。特に大きな決め手は、「プロジェクトの立ち上げから裁量をもって関われる」ことと、「同じことを5年、10年とやり続けるより、いろいろなことに挑戦したい」という思いが実現できることでした。
求められる役割に応えることで、納得感と成長を得られた
スタートアップ案件を数多く担当することを期待してSun*に入社したものの、ちょうどエンタープライズ案件の受注が増えてきていた時期だったこともあり、実際には運送会社の受発注システム、NFTや暗号資産ウォレットの開発など、大手の案件にアサインされることが多かったそうです。
期待とは異なる現実にギャップも感じたものの、自分自身のスキルセットに需要があったのだと腹落ちすることができ、自分が必要とされることを重視するタイプであった鈴木さんは、求められる役割に応えることで達成感・満足感を感じることができたといいます。結果として自分自身の成長を実感できただけでなく、待遇面でも期待以上の成果を得られたのだと嬉しそうに話してくれました。
そんな鈴木さんが日々の業務を遂行する上で意識しているのは、「落ちているボールは拾う」「いつ自分がいなくなっても回る体制を整える」の2点。前職では大企業ならではの厳格なルールや型に窮屈さを感じていましたが、Sun*で自由な進め方から型化・ルール整備するフェーズを経験し、「型化は必ずしも悪ではなく、その中にある種の正解があり、成長に不可欠なものである」と実感したといいます。Sun*ならではの柔軟な型を模索していくべく、プロデューサーやディレクターと密に連携してアカウントマネジメントなど業務の推進を行う傍ら、ジュニアPMの育成にも力を注ぎ、プロジェクトごとに必ず右腕的な存在を作ってナレッジの継承にも取り組んでいます。
またプロジェクトを進めるにあたっては、BTC(ビジネス・テック・クリエイティブ)間のコミュニケーションを重視しています。技術とビジネスの両方を把握して、橋渡し役となり、作るにあたっての課題や工数、費用についてすり合わせを行います。AIを活用した開発プロセス改善にも取り組み、受注増加につながる提案も実現しました。炎上案件ではQCDS(Quality(クオリティ)・Cost(コスト)・Delivery(デリバリー)・Service Scope(サービススコープ))の見直しを軸にプロジェクト再構築を図るなど、実践的な課題解決力を発揮してSun*を支えています。
より事業をスケールさせる、自律した組織作りを目指す
Sun*の価値創造を力強く推進してくれている鈴木さんが、これから目指したいこと。それは、「より事業を作っていくことと、組織を作っていくことにチャレンジすること」でした。プロト開発やMVP開発のスケールに強い、自立した組織へSun*を育てていきたいという思いが強くあるそうです。
また、自分のアイディアを世に出すことよりも、「事業をこれまでよりもっと上のレイヤーから管理し、事業をスケールさせていきたい」「プロダクトマネジメントという広い枠の中の業務を、もう一段階外から見てマネジメントしたい」とも話してくれました。
エンジニアとしては、現在特に生成AIの活用に関心を持っています。生成AIの登場によりエンジニアが不要になるのではないかという世の中の懸念に対しては否定的で、「よりクリエイティブな仕事ができる未来」がやってくると捉えていると考えていると話します。AIを活用することでコーディング支援やテスト自動化などの効率化ができるため、そこを拡大することでよりクリエイティブな領域に踏み込めるようになるのではないかと期待しているそうです。
Sun*の最大の魅力は、他にないほどミッション・ビジョンが浸透していること
「Sun*ほど、自社のミッション・ビジョンを全社員が言える、それに共感して仕事をしている会社はないと思っています。そこが大きな魅力だと、Sun*を勧めるときには必ず言っていますね」
社員一人ひとりが「価値創造に夢中になる」という言葉を軸に動いており、それが組織の推進力になっているSun*。前向きで向上心がある人が多く、何かを通して自分を高めていくというマインドを持っている人が多いとも感じています。与えられたタスク以上のことにチャレンジしようとする姿勢に触発され、自身も常に刺激を受けており、働くうえでの楽しさに直結しているそうです。
「大企業で裁量がなくモヤモヤしている人、自分の裁量でチームを動かすことにチャレンジした人に来てほしい」と鈴木さんは語ります。Sun*には、手を挙げれば任せてもらえる文化があり、若手でも経験が浅くても、チャレンジ意欲のある人なら活躍できる環境があります。
また、「事業会社に転職したけれど何か違った」「クライアントワークと事業会社どちらの良さも取りたい」と感じている人にもぴったりであるとも言います。大手クライアントワークとスタートアップ支援の両方を経験できるSun*でこそ、やりたいことが見つかるかもしれません。
多様な経験を積みながら、変化を受け入れ、成長を続ける鈴木さんの姿は、Sun*というフィールドで「価値創造に夢中になる」ことの体現そのものと言えるのではないでしょうか?
Sun*で働く人たちのイメージは見えてきましたか?
今後も引き続き、Sun*で活躍する期待の社員たちを取り上げていきますので、お楽しみに!