Sun*がビジョンに掲げる「誰もが価値創造に夢中になれる世界」
社会、クライアントと一体となってこの世界を作り出すために、日々奮闘するSun*社員自身も価値創造に夢中になっています。クリエイティブに、アグレッシブに、冷静に…存分に個性を発揮するSun*社員のほとんどは、好きな場所に居住し業務に参加するリモートワークです。リモートワーク制度を導入しつつも、月間や週間で出社日を指定する「出社回帰」を選択する企業が増える一方で、Sun*は会社や部署などで定める出社日はなく、勤務場所の選択は各々の判断。
社員も含めた社会の価値創造を後押しする、企業文化とマッチしたSun*のリモートワークでの働き方を紹介します。
「東京にいた頃よりも、クライアントと会ってるかもしれない」
こう話すのは、日本国内居住のSun*社員の中で最南端の沖縄県に住む石綿優士(以下、石綿)です。Sun*入社後にそれまで住んでいた東京から家族での沖縄移住を決めるも、アカウントマネジメントとして不利にも思える”島”での生活。海をも渡る距離を感じさせない働き方とは・・・。
「いいんじゃない?」転職も考えた矢先に移住を後押しした言葉
新卒でリクルートグループの会社に入社した石綿は、WEBディレクターやデジタルマーケティング施策の業務に従事。新規事業の立ち上げにおける事業オーナーのカウンターパートとしてマーケティング統括、法人営業部隊の立ち上げなどを経験しました。
2020年にSun*に入社するまでは、オフィス出社がほとんどだった環境は一変。リモートが基本の勤務形態に変わりました。それでも「リモートでコミュニケーションに慣れている人が多く、役職、部門関係なく気軽に連絡できる環境だったので、やりにくさはなかった」と当時の印象を話します。
日々奮闘する石綿でしたが、ある時から家族の希望もあり、沖縄への移住を考え始めました。一方で、仕事では働きが評価され、マネージャーへの昇格の打診を受けました。
「移住なら、クライアントの元にも出向けなくなるし、そもそもリモートでマネジメントができるのだろうか・・・」
転職の選択肢も頭に、上司や経営層に相談をしたといいます。悩む石綿に反して、相談した上司らは「いいんじゃない?」という言葉を返しました。
「軽いっちゃ軽い言葉に聞こえるが、創業当時からの積みあがってきたリモート文化があるからこそ、そんなに深刻になることではなかったのかなと今となっては思う」と振り返ります。
明確になったクライアントとの向き合い方
沖縄に移住してから約4年。現在は、月に1回、長ければ1週間ほど上京して、クライアントと対面してコミュニケーションをとっているといいます。
急遽設定された訪問や会食に参加できないこともある一方で、「東京にいたころよりも、クライアントと会っているかもしれない」と石綿は話します。
「“実家が近いとなかなか帰らない”っていう思考じゃないけど、東京にいたころは近いからこその足の重さがあった」と振り返ります。しかし移住後は、「今は限られた時間の中で目的があって上京して業務をする分、いつ何をどうする、みたいなゴールに向かうプロセス、計画をはっきり定めて仕事に集中できている」と手ごたえを感じています。
また、「クライアントとの話のタネになることなんかもあるが、それよりも、自分と同じように、東京の会社に所属しながら沖縄に住んでいる人やずっと沖縄で暮らしてきた人と触れ合う中で学ぶこともあって“当たり前の幅”は変わるし、働くことについての価値観も変わってくる」と話します。
多忙な日々を送りながらも家族との時間も増え、充実した表情を浮かべる石綿は、現在の働き方について「1人で黙々と仕事して、ぼーっとしてみたいな働き方でないと、疲れちゃうのかなっていうのもあるので(笑)今の環境とか働き方が自分のパフォーマンスを最大限に発揮するいい環境なのかなと思ってる」と頷きます。
認める文化と積み上げ築かれたリモート文化
リモートワークの文化が継続しているからこそのコミュニケーションについて、「チャットでのコミュニケーションがベースにある分、顔色をうかがわずに部署、役職関係なく相談したり声をかけやすい」と話します。
石綿のもとには、新卒社員から「沖縄に行くので飲みに行きましょう!」という誘いもあるといい、「必要最低限のマナーはあるうえで、誘う側に無駄な序列とか優劣みたいなのを感じさせなかったり、誘われる側もそれを認める文化があるのはSun*らしさなのかなと思う」と経験を振り返ります。
そして、Sun*のリモートワーク文化については、「みんながバラバラの場所で働いてると、『あいつ大丈夫か』とか『何してるんだ』みたいな気持ちにもなり得るかもしれないが、ベトナムに大きな拠点があってリモートじゃないと成り立たない中で、ここまで成長してきた会社。それは、住む場所や働く場所関係なく、皆が一生懸命に取り組んできたことで出来上がった文化だと感じる」と話します。
家族の希望がきっかけではあったものの、Sun*の文化が後押しした移住で、自らのパフォーマンスを最大限に発揮する働き方がより鮮明になった石綿。「今の環境が合ってるからこそ、あいつしっかりやってるか?と心配されるような人にならないようにしたい(笑)」と話す表情からは、充実感があふれていました。
石綿 優士 / Yuji Ishiwata
株式会社Sun Asterisk
Principal Director
2014年にリクルートメディカルキャリアに新卒入社。
医師、薬剤師、看護師向け人材紹介事業における集客企画担当を担当。ディレクターとして転職サイト、広告媒体、メルマガ、アプリなど集客施策や媒体に関連する企画立案、ディレクションに4年ほど従事。
その後同社にて、新規事業の立ち上げがあり事業オーナーのカウンターパートとしてサービスサイトの立ち上げ、集客媒体の企画、法人営業チームの立ち上げを2年ほど担当。
2020年よりSunAsteriskに参画。国内大手エンタープライズを中心にセールス活動とビジネスデザイナーとしてクライアントの新規事業の立ち上げ支援を経験。その後ユニットマネージャーとして売上目標をもち、営業活動をしながら、担当クライアントのアカウントマネジメントに従事。