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15年勤めた大手メーカーの社内SEから、Sun*のPMへ―本質的な仕事と自由な働き方の両立

更新日: 2026年2月2日

15年勤めた大手メーカーの社内SEから、Sun*のPMへ―本質的な仕事と自由な働き方の両立

新卒で大手自動車メーカーに入社し、約15年にわたり社内SEとして基幹系システムの開発を担ってきた佐藤さん。安定した大手企業でのキャリアを歩んでいた彼が2社目の舞台として選んだのは、当時設立して10年だったデジタル・クリエイティブスタジオのSun*でした。

前職とSun*との違いや、クライアントと対峙するSun*のPM(プロジェクトマネージャー)としての面白さ、そしてSun*で感じる「前向きな熱量」について語っていただきました。

システム開発の上流でステークホルダーとの調整に奔走した社内SE時代

高専を卒業した後、約15年間大手自動車メーカーで社内SEを経験しました。最初は部品物流に関するシステムを担当する課で庶務や簡単な保守運用業務のサポートをしつつ、業務システムの開発・運用業務に関する知識を学びました。その後、自動車の国内販売に関わるシステムを担当する課に異動し、メーカー系列の自動車販売ディーラーが店舗で利用する基幹システムの開発チームにジョインしました。

まず担当したのは、自分の所属するIT部門が国内四輪のビジネスを統括する営業系部門と共同で行う、基幹システム内の経理モジュールを刷新するプロジェクトでした。経理モジュール内に10個ほどある子モジュールのうちの1つのプロジェクトマネジメントから始まり、最終的には4つほどの子モジュールを担当しました。

開発(設計書作成、コーディング、単体テスト)は外部パートナーのSIer企業に任せていたので、自身の仕事はビジネス部門のメンバーと共同で要件定義を行うこと、要件定義した内容を正確に外部パートナーに伝達すること、要件をベースに外部パートナーが作成した設計書をレビューすること、受入テストをすることが中心でした。

主なエンドユーザーは、全国にある自動車販売ディーラーの経理担当者です。設計フェーズの途中でディーラー経理のエキスパート数名に出向して来てもらい、現在の設計が現場での業務オペレーションにマッチしているか確認しました。マッチしていなかった場合は、現場のオペレーションを新設計に合わせられるかを協議し、合わせることが難しかった場合には、既に行っていた新設計への影響を最小限にしつつ、現場のオペレーションが成り立つようにする対応策を検討します。その結果を関係者と整合して修正要件・設計としてまとめ直し、最終的な設計書を作っていく、という流れです。

総じて、ビジネス部門の担当者、ディーラー経理のエキスパート、開発パートナー、他のモジュール開発担当者、それぞれとの調整窓口と、その調整結果を自身の担当領域として齟齬なく設計に取り込み、品質を担保する役割を担っていました。経理モジュールの刷新プロジェクトが完了した後は、基幹システム内の契約領域等の開発担当に移り、その後、周辺システムの開発や、最終的には基幹システム自体の刷新プロジェクトにも携わりました。

社内SEとして長くキャリアを積んだ一方で、少しずつやりたいこととのギャップを感じるようになりました。例えば、大きい組織だったため、本質的なシステム開発業務ではなく、プロジェクトを推進するための関係各所への調整や、開発マイルストーンの承認を得るため・開発の進捗を報告するために高頻度で多量の報告資料の作成が必要になったり、その報告会議の日程・出席者調整、会議室確保など付随業務に多くの時間を取られていました。また、明らかに開発期間が不足したスケジュールが上位から現場に下りてきたり、業務スキルが足りないメンバー・熱意を持って取り組めないメンバーが共同開発者にアサインされて開発業務がスムーズに進められなかったり、という問題が頻繁に発生し、これらのことも報告回数の増加に拍車を掛けていました。そのような中で、「本質的な仕事に集中したい」という気持ちが少しずつ強くなっていきました。

さらにネックだったのが、他のメンバーと同等以上の業務実績を残しても、学歴によって昇給スピードに大きな差があったこと。今の環境にこのまま身を置き続けるよりも、もっと純粋にユーザーやプロジェクトそのものに向き合える場所実績をストレートに評価してもらえる環境へ身を移したいという想いが強くなっていきました。

フレキシブルで挑戦的な環境を求めて、Sun*へ

次にどんな環境へ身を置くのか考えた時に、「規模と歴史という観点で、現職場(伝統的大企業)と真逆の象限にある会社に行って、どう変わるのか確認してみたい」という思いを抱きました。所属している会社よりも、若く、規模が小さい会社で働いてみたいと考えたんです。また、将来的に地方都市への移住もしてみたいと考えていたので、出社が必須ではないフルリモート勤務が可能であることと、現年収からの昇給も条件でした。その上で、社員が活き活きと意欲的に働いていたり、挑戦的である会社を探しました。

その中で、転職活動で利用していた転職エージェントサービスから、希望に合致する転職先候補として提案いただいたのが、Sun*でした。

会社の若さと規模だけでなく、フルリモート勤務が選択可能な点、そして給与面も含めて自分の希望と合致していました。また、Sun*の社内をよく知るエージェントの方から、社内で勉強会を頻繁に行っていて仕事に積極的な雰囲気があり、環境面でも合っていると思う、と背中を押してもらったことも入社を決めた大きな要因になりました。

Sun*に入社してから丸2年が経ち、今では様々なプロジェクトに関わらせてもらっています最初に担当したのは、大手企業とSun*が合弁で手掛けるWeb3/ブロックチェーン関連のプロジェクトで、新規追加開発のモジュール部分のPMを担当しました。その後前職での経験を活かして、モビリティ関連の新規開発プロジェクトでPM+PMOの役割を担い、今ではリリース後の全体統括とエンハンス開発のプロジェクトマネジメントも行っています。また並行して、医療系ベンチャー企業のアプリ開発に関わるプロセス改善支援にも携わっています。

関わってきたプロジェクトは、規模が大きいものが多かったです。特にモビリティ関連のものは、日本側50~100人規模・ベトナム側開発メンバー50~100人規模で、Sun*の中ではかなり大きい方でした。しかし前職でも同等規模のプロジェクトに関わっていたため、戸惑いはありませんでした。

前職との一番の違いは、プロジェクト毎に特定領域に縛られず、いろいろなビジネス領域/クライアントとのプロジェクトを経験できる点でしょうか。

最初のプロジェクトはWeb3/ブロックチェーン関連ですし、最近入っているプロジェクトは医療系、かつ仕事内容もコンサルティングに近い業務です。これまで経験してきた「発注側」ではなく、「受注側」という新しい立場から、様々な新しい経験を積むことができていると感じます。

Sun*ではマネジメントとの距離が近く、現場の裁量権が大きく報告業務は最小限プロジェクトメンバーも皆意欲的で、GOALに向けてそれぞれの担当タスク達成に全力で取り組む土壌があるため、前職で感じていたようなフラストレーションからは解放されています。

Sun*のPMと大手組織の社内SEで感じる違いは

PMのやりがいは、クライアントの望む成果物(アプリ、設計書等)を形にしてデリバリーできること。クライアントからの雑然とした要望を整理して、システム要件化し、それを形にして届ける。そしてクライアントに喜んでもらうことに達成感を覚えます。更に言えば、その過程でクライアントから個人的にも信頼してもらえるようになることに、とてもやりがいを感じますね。

大変だと感じるのは、クライアントのやりたいことがフワっとしている中で、実現するために必要な工数と、希望のスケジュール・予算が合わないときです。やりたいことを整理してシステム要件化して、必要な機能とその開発・テストに必要な期間を積み上げると、完成までのスケジュールが見えてきます。求められる機能がリッチだったり複雑だったりすると、納期や予算感と合わないことがあるんです。そういう時は、機能・スケジュール・予算の面で総合的な調整が必要になります。

社内SEだった時は、ビジネスサイドの要望を自分で咀嚼して、「これは必要以上に複雑になるしコストも増えるからやめよう」と同じ立場の社内で調整したり、お金を支払っている開発パートナーとコスト調整をしたりして解決できました。

一方で、今の折衝相手は、お金を支払っていただくクライアントの社長や、業務知識が豊富ですがシステム開発には詳しくない現場のエキスパートの方です。関係性が異なるので、お客様から信頼していただかないと、こちらからの提案を聞き入れる気になりにくいですよね。システム開発に掛かる費用は直感的に分かりづらい部分が多いので、提案の妥当性を担保するための準備や丁寧な説明が必要で、調整にかかる労力は前職と比べてかかります。

クライアントワークの面白みは、いろいろな仕事を経験できる点だと思います。事業会社にいると、人事異動がない限り同じ領域で仕事を続けることになりますが、クライアントワークは、案件ごとにビジネス環境や求められるシステム仕様、目的が違う。典型的なPMポジションの業務だけでなく、今の僕が携わっているような業務支援など、いろいろな種類の業務内容に関わることもできます

ポジティブな人が沢山いる環境のSun*だからできる提供価値と新しい働き方

Sun*の一番の強みは、仕事に対する姿勢が前向きな人がとても多いところです。皆が自身の役割を全うするために一生懸命頑張るカルチャーが健全だと思いますし、一緒に働いていて気持ちが良いです。

デザインも強いと思います。 前職の業務システム開発では、要件通りに動きさえすれば、デザインやユーザビリティは使いづらくない程度で良しとされていました。一方Sun*では、プロジェクトの初期からデザイナーが入ってUIやUXを考えるので、実際のユーザーにとって使いやすい、洗練されたデザインを伴って開発を進めることができます。

また、ベトナムに強力な開発体制があるのも強みだと思っています。日本と比べてコストを抑えながらも、質を落とさずに、望んだ仕様のシステム開発が実現できます。グローバルな開発体制はコミュニケーションが課題になりがちですが、Sun*では日本語に堪能なブリッジSEが文字通り日本ーベトナムの仕様やその他のコミュニケーションを橋渡ししてくれるので、大きな問題になりにくいです。

さらに、案件によってはビジネスデザイナーもプロジェクトに入るので、自社でコンサルティングからデザイン、開発・設計までの一連ができるのは、組織としての強みだと思います。

労働環境面でもいいところがあります。まず、リモートワークが社内で完全に定着していること。しかし同時に、社内交流も活発です。普段はオンラインが中心ですが、何かあればオフィスに集まって集中的に業務に取り組むこともできます。また節目のタイミングで打ち上げの飲み会を行うなど、オフィスが交流の場になっているのも良い環境だな、と思っています。

Sun*には、ポジティブな姿勢で働くメンバーと、PMとしていろいろな仕事に取り組める環境があります。働き方の自由度が高く、様々なバックグラウンドの方が働きやすい環境だと思います。会社のカルチャーにフィットしそうな方はぜひ、一緒に働ければ嬉しいです。


佐藤 直樹 / Naoki Sato

株式会社SunAsterisk  Project Manager

高等専門学校で情報工学を学んだ後、新卒で大手完成車メーカーへ入社。企業内IT部門の社内SEとして、主に国内販売店向け基幹系システムの経理/商談・契約領域のプロジェクトに開発リーダーやPMとして関わる。2023年8月にSun*のプロジェクトマネージャーとして入社、多様な案件でPM・PMO・業務支援コンサルティングなどの役割を担う。


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