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クリエイティブから実践する本当のBTC連携 と、Sun*で拡がるキャリアの可能性

更新日: 2025年9月11日

クリエイティブから実践する本当のBTC連携 と、Sun*で拡がるキャリアの可能性

Sun Asteriskのサービスデザイナーとして、セールスからデリバリーまで広く活躍する猪野さん。転職を考えたきっかけから、Sun*のキャリア支援による選考体験、そして入社後に感じる魅力やこれからについて、その姿を伝えていきます。

クリエイティブの知見を活かして、生活の豊かさに直結する仕事がしたい

—- これまでの猪野さんのご経験から聞かせてください。

Sun*では、デザイン観点からセールスとデリバリーのリードを行っています。基本的にはセールスとしての提案業務が主ですが、お客様からのご要望に応じて一部の稼働でプロジェクトマネージャー・アドバイザーとしてデリバリーに入ることもあります。

私個人の強みは、ブランディングUXデザインが中心です。新卒からクリエイティブディレクターとUXデザイナーを経験する中で、例えば企業イメージを良くしたい時に「顧客体験設計ではなくブランディングから変えないとイメージが変わらないですね」とソリューションが行き着くことがあり、UXとの繋ぎこみとしてブランディングにも関わっていました。1社目ではクリエイティブの知見や、企画提案のスキルを身につけられたと思います。

その後、私生活でライフスタイルが変わり、「自分の生活の豊かさに直結する仕事や事業に関わりたい」と思うようになりました。情報収集する中で、実装フェーズよりも事業を生み出す上流に関わることでスピード感を持って社会貢献できる実感を得られるのでは、コンサルティングファームであればその機会が多いと考え、転職しました。

転職後は、UXデザインと事業コンセプト価値検証の案件を数多く手掛けました。メンバーはビジネス系の方が大多数を占めていたので、私の専門性はクリエイティブに置きながらも、ビジネスの知見を持つこと、ビジネス目線で語れるようにすることを心掛けていたため、現職でもその強みが活かせていると考えています。

どのような理由で二度目の転職を考えたのでしょうか?

前職では、デリバリーの中でtoCに行き着くものが全体の3割程度でした。内容としても人事・組織や事業戦略を考えるものが多く、クリエイティブの専門知見を幅広で活かす機会が限られていると感じるようになりました。コンサル会社で得られた知見を活かしながらも、もっとポジションとしてtoCに行き着く事業支援を行っている企業の方が、自分の可能性を広げられると考えました。前職も嫌なことは無く、本当に得られるものが沢山ありました。だからこそ、次に自分のやりたいことが固まった感じでしたね。

転職支援と選考を通して感じたSun*らしさ

—- 転職活動はどのようにされていましたか?

一度目の転職活動でもエージェントを利用していて、強みや特徴に応じて「この会社に応募するにはこの人」という形でやり取りをしていました。焦ってはいなかったので、「本当に行きたいと思える会社が見つかったら転職しよう」と活動を始めました。スカウト経由では企業の上層部から直接のお声がけ等もあったので、そういった場合は、直接やり取りもしていました。

Sun*との接点は、Sun*のタレントプラットフォームユニットでキャリア支援を行っているコンサルタントからスカウトメールをもらったのが最初です。実は、前職の所属ユニットで営業資料を作る際にSun*をベンチマークすることがありました。「いい会社だな」と、その時から意識していて、転職活動中も他のエージェントにSun*の求人がないか聞いたりしていたんです。スカウトをもらった時はSun*が転職支援サービスをしていることは全然知らなくて、そんなことあるんだ!って。私の中で「Sun*の人ってこうだよね」というイメージがあって、明るくて、フットワークが軽くて、話しやすい。担当いただいたコンサルタントは、まさにそれを体現するような方でした。それから、事業領域に対する私の質問に、とても分かりやすく答えていただいて、ご自身でしっかり咀嚼して分析されている、という印象を受けました。

選考に入ってからは、面接後のフィードバックがとても早くて驚きました。内容としても詳細に共有していただきましたし、自分からの懸念点も質問しやすかったです。人柄もあると思うのですが、コミュニケーションのしやすさ、率直なことを話せる安心感がありました。

Sun*の選考は、評価者と被評価者ではなく、「これからどういうことができるだろうか?」というディスカッションのような場で、有意義でした。Sun*以外にも選考は受けていましたが、話していて楽しい、一緒に仕事をしたい、と率直に思えるような時間でした。やっぱりSun*はコミュニケーションや体験を作る会社なんだと改めて思いました。

多様なサービスメニューを実現するデザイナーの存在と、BTC連携の本来あるべき姿

—- 実際に働いてみて、Sun*への印象はどうですか?

若い会社というのもあるかもしれませんが、「ここに対してこういうソリューションが必要だ」という時に、組織全体でアクションを起こすスピードが速いというのは、Sun*全体で感じます。

私の所属するサービスデザイン組織に関しては、思った以上に私の能力・強みとフィットしていて、とても売りやすいです。多様な支援形態があるので、無理してセールスしている感覚が無いんです。クライアントに対して「この支援領域はSun*が一番です」と自信をもって語れますし、将来性も感じています。社内に同じようなケイパビリティを持つ方も沢山いるので会話が進むし、解像度高く議論ができるので、お互いに成長できると感じています。

—-セールスのしやすさという点について、具体的に教えてください。

まず複数の専門性を持ったデザイナーの人数が多いが強いと思います。Sun*には「実装に強いデザイナー」「コンセプトメイクに強いデザイナー」「コンセプト立案から実装までのつなぎ込みに強いデザイナー」と、あらゆるフェーズに強みを持ったデザイナーが何人もいるので、「この人にアサインを依頼しよう」「〇〇さんに合わせてこういう提案にしても良いな」と提案を作ることができるんです。多様なサービスメニューを発案して作れる点は、本当に強みだと思いますね。

それから、B(Business)・T(Technology)・C(Creative)の連携です。ビジネスとクリエイティブの連携って、他のコンサルティングファームでも言っているんです。ただ、実際に蓋を開けてみると、縦割りで一緒に仕事をした経験がなかったり、組織内に機能があるだけで共通理解が無い、というケースも多い。一方で、Sun*はデリバリーで実際にBとCが密接に連携して推進しています。デリバリーの中で、お互いのカバー範囲を高解像度で把握しているので、「ここで困ったらビジネスデザイナーに相談しよう」ということができます。

実際、私が入社したばかりの頃に「この事業検討の部分はビジネスデザインの領域だな」と思い、相談に乗ってくれるBizの方がいるか、Slackで相談してみたんです。そこから10分で10人近くから返信が来て、次の日には私の相談を聞く会を開いてくれました。誰に言われなくても「この人が困ってるんだったら」「会社が良くなるためだったら」と、自分ごとのようにメンバーを支えようとする風土・文化が根付いていることに、ものすごく感動しました。BとCの連携度合いというのは他の会社に類を見ない、負けない部分だと思いますし、連携を通じて自分のスキルも広げやすいという恩恵も受けています。

「Sun*にいて心が綺麗になったと思う(笑)」— 働く環境の魅力

もう1つ組織が秀でていると感じる点として、社員同士で悪口を言っているところを聞いたことが無いんです。注意するとか指摘はありますが、お互いをリスペクトするコミュニケーションを心がけていると感じます。表現が難しいけれど、Sun*にいて、自分の心が綺麗になったと思うんですよね(笑)。精神的にクリーンな環境なので、アンガーマネジメントが上手くなったと思うこともあって、私生活も豊かになっている実感があります。他にも、通常なら私から相談するような内容も、マネージャー以上の方が「ここは困ると思うから、こうしようと思うんだけど、いいかな?」とフランクに提案してくれます。そういう意味でも働きやすいですし、提案にびっくりすることもあります。

—- 心理的安全性が高そうですね。

そうですね。前に会社の交流会に息子を連れていったことがあるのですが、息子もSun*を大好きになりました。交流会がある度に、「ママ、今日は僕を連れて行ってくれないの?」と聞かれます(笑)。自分の子供もSun*に入れたい、この良さを次世代に引き継ぎたいな、と思います。特にSun*は体験の楽しさを作る会社なので、そこにいるメンバーも毎日楽しく、晴れやかでいなきいけない、そうでないと良いサービスが提供できないと思っています。そこは今、クリアできていると思いますね。

転職から約1年が経過した今、見える世界とは

—-改めて、これから先にはどのようなことをしたいですか?

デザインスキル・デリバリー推進スキルは経験値的に積みあがっていると思っています。そのうえで、改めてSun*が好きなので、今の組織を強くすることや、ジュニア〜ミドル層の教育など、組織をより良くするための貢献を目標として設定したいと思っています。

—-今、キャリアに悩んでいる方に、メッセージをいただけますか?

特に、女性で子供を産みたいけど仕事もバリバリしたい方、子育て中で現状に悩んでいる方には、Sun*をおすすめしたいです。自分の生活スタイルに応じてマネージャーや同僚が相談に乗ってくれる文化やコミュニケーションがあるので、人生の可能性が広がるのではないかと思います。

もう少し広い対象で見ると、自分のキャリアパスに対して課題認識を持つ方が、Sun*に挑戦するケースがあると思います。自分の専門的知見を高められる環境に身を置きたいなら、Sun*とのシナジーで自分の可能性が広がっていく環境なので、おすすめしたいです。特にSun*の転職支援サービスであれば、組織とのフィット感を見てもらえるのはもちろん、相手とのコミュニケーションも含めてサポートしてくださるので、相談してみると良いのではないかと思います。

猪野 茉莉子 / Mariko Ino

株式会社Sun Asterisk
Designer

大学でビジュアルデザイン領域を学び、大学院を修了後、クリエイティブディレクターとUXデザインを経験。その後、コンサルティングファームにて主に生活者・顧客起点のUXデザイン・ブランディング領域で、トップライン向上をミッションとしたプロジェクトを中心に従事。2024年からSun*のサービスデザイナーとして活躍。