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「次世代の明るい未来に貢献したい」人材エージェントとしてこだわる価値創造とは

更新日: 2025年5月20日

「次世代の明るい未来に貢献したい」人材エージェントとしてこだわる価値創造とは

Sun*では、プロダクト開発や事業成長を支援するだけでなく、人材の面からクライアント企業の成功に伴走し、成長を加速させるための最適な人材との出会いをサポートしています。今回は、企画・事業開発、PdM、マーケティング領域に強みを持ち、HRコンサルタントとしてキャリア・採用支援に関わる柴田さんへ、人材エージェントとしてのこだわりを掘り下げました。

ITエンジニア×人事×エージェント、3つの視点をもって価値ある支援へつなげていく

キャリアのスタートから一貫して、IT/DXの領域に携わり続けてきました。20代の頃は大手総合商社グループのユーザー系SIerに在籍、エンジニアから始まって、プロジェクトマネージャー、さらに総合商社の情報システム部門への出向も経験しました。SIerにいながら大きな事業会社のIT部門を経験できたことは、貴重な経験だったと思います。

そこから30歳を迎える前に、人材業界へキャリアチェンジをしています。最初にいた大手の人材会社では、外資ベンダー、コンサル、Web系のメガベンチャー、スタートアップなど、多様なフェーズとカルチャーに触れました。マネージャーもしていましたが、「自分の手で価値を提供したい」という気持ちが強かったこともあり、プレイングマネージャーのスタイルで業務にあたっていました。

実は途中でIT企業の採用人事をしていた時期もあるのですが、人材業界に戻っているんです。自分にとっては、多くの企業と向き合い働く人を支援できる立場にやりがいと面白さを感じるんだ、ということが自覚できました。

過去の経験を通して「IT企業での現場経験」「人事・採用の経験」「人材エージェントの経験」―この3つの視点で、事業とキャリア、両方に対して支援ができることは自分の強みではないかと考えています。

“青い鳥”を探していた日々、自身の想いと会社ビジョンの重なりを感じた瞬間

以前に在籍していた会社では、体制が大きく変わる中で、顧客志向や中長期での視点を持ちにくくなる瞬間がありました。短期的な視点で、自分たちの売上起点の仕事になってしまうことに危機感があり、顧客起点で中長期視点での支援を大切にしたいと考えていました。人材の仕事は、お客様への貢献と売上を両立できる素晴らしい仕事だと思っていて、そんな環境、“青い鳥”を探していた気がします。

Sun*という会社は、以前の会社で私がマネージャーをしていた際にチームメンバーが担当していたこともあり、当時から存在を知っていました。「デジタル・クリエイティブスタジオ」という事業コンセプトが面白いと感じていましたし、掲げるビジョン(「誰もが価値創造に夢中になれる世界」)とミッション(「本気で課題に挑む人たちと、事業を通して社会にポジティブなアップデートを仕掛けていくこと」)に、私の価値観との重なりを感じていました。

SNSの自己紹介にも書いてあるのですが、個人の価値観として「次の世代の明るい未来に貢献したい」という想いがあり、Sun*の理念に重なる部分があったんです。自分の子どもの成長や地域の子供たちと触れ合う中で、改めて「自分が社会にどんな価値を残したいのか」を考えた時、Sun*の目指す方向性と一致していると感じました。

実際に入社してみても、そこにギャップはなかったですし、企業にも個人にもちゃんと向き合えている実感があって、「エージェントとして誠実に仕事ができているな」と思えています。

人と企業を好きになる、そのために好奇心を持って学び続ける

キャリア支援と企業支援どちらも、好奇心を持って相手を好きになることが、とても大事なマインドだと捉えています。

事業構造や提供価値、社会との関わりを知って企業を好きになる。その事業の先にある未来を想像する。心から支援したいと思えるように知る努力をする。

そして、転職という人生の大きな意思決定の支援をするからには、経験やキャリアに合うかどうかはもちろんのこと、「自分が本気でおススメできる企業を紹介したい」という気持ちでいます。簡単ではないけれど、学び続けて誠実に支援していきたいと思っています。

「一隅を照らす、これ即ち国宝なり」という言葉が好きで、どんな仕事も私たちの社会を明るく照らしている。だからこそ、誰もが自分の仕事に誇りを持てるような社会に貢献したいです。

仕事って、大変なことがたくさんあるじゃないですか。どちらかというと、苦しいことの方が多いですし。だからこそ、「前を向ける場所」で働くことが大切だと思っています。その人自身だけでなく、例えばその先の家族も幸せになれるようなキャリアを一緒に描きたい。「その人らしい納得感ある選択」ができるように伴走していきたいと思っています。

最終的に選ぶのはその人自身。だから私は黒子的な立場で、意味ある情報を伝えて、有意義な場を作る。そして、企業と転職を考える方が納得できる意思決定をサポートしたいと考えています。

【本気で人と企業に向き合う→キャリアや事業成長に貢献する→結果として、私たちの事業が成長する】

本心でそんな仕事に向き合えています。

日本中の誰もが知る、社会課題と向き合う大手企業の変革支援

特に印象に残っているのは、変革期にある、日本中の誰もが知っていると言っても過言ではない企業の支援です。

あらゆる世代にサービスを届ける社会課題解決企業、私自身も事業の社会的価値を強く感じる企業なのですが、事業変革のタイミングで、事業も組織も大きく変わるタイミングでした。

人事の方だけでなく、CSO(最高戦略責任者)やCDXO(最高DX責任者)のような経営に近いキーパーソンと直接対話する機会をいただいたところから、さらに深く介在することができるようになり、事業責任者や変革キーマンなど、複数名のご入社支援に繋がっていきました。

その経験を通して、業界理解や社会課題への関心が、企業理解の深度を変えるということを実感しました。だからこそ今、新しい業界・企業に出会うたびに、背景にある文脈まで知りに行くことを心がけています。

「価値創造エージェント」として、価値ある事業と前向きなキャリアを支える存在になりたい

Sun*は「デジタル・クリエイティブスタジオ」として、価値創造をビジョンに掲げる会社です。その一員として、私も「価値創造エージェント」という形で支援を磨いていきたいと考えています。

具体的には、企画や事業開発、PdM、マーケティングといった「価値をつくる職種×価値を届ける職種」にフォーカスした支援領域を深めたい。そして、私たちの組織づくり・キャリア支援チームと開発を含めたDX支援チームとの連携を強化することで、事業の企画・立ち上げ・スケールに至るまで、人・組織の観点から伴走できるようになりたいと思っています。

すべての人・すべての企業に貢献することはできないかもしれないけれど、自分自身が学び続け、明るい未来に繋がるチャレンジを続けている企業や人の支援に集中していく。その姿勢が、質の高い支援に繋がっていくと信じています。

また、Sun*は社内にエンジニアやデザイナーが多く在籍しているのでITトレンドに触れる機会が多いのですが、最近は自分でもAIを触って、仕事に活用しています。サービスの特性上、情報の利用に制約はありますが、単なる業務効率化だけでなく、人と企業の可能性を広げる観点で価値創造に繋がる可能性を感じて、取り組んでいます。

私たちエージェントの仕事は、価値ある事業とキャリアに伴走して、その橋渡しをすることだと考えています。誰かの人生を少しでも前向きに、そして社会を少しでも明るくできるような支援を続けていきたいです。


柴田啓喜 / HR Catalyst

2007年に新卒で日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(旧:株式会社アイ・ティ・フロンティア)に入社し、大手総合商社のグローバルプロジェクト等のプロジェクトマネジメントを経験。その後、2014年から現在まで一貫してIT/DX領域におけるHR領域のキャリアを歩む。「エンジニア/PM × 採用人事 × IT領域エージェント」の3軸の経験を活かし、スタートアップから上場企業まで多様な事業ステージの企業とコネクションを持ち、数千名の方にキャリアアドバイスを行い転職を支援。