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新規事業開発

海外の新規事業アイデア14選!成功事例とおすすめのビジネスモデルを解説

更新日: 2025年5月20日

新規事業のアイデアを得るためには、海外のビジネスモデルを参考にすることがおすすめです。日本のビジネス市場は、海外と比較すると遅れがちです。海外のビジネスを参考にすることで、国内で最先端のビジネスを展開できます。この記事では、新規事業の参考になる海外ビジネスを14種紹介します。ぜひ参考にしてください。

海外のビジネスの現状は?

海外ビジネスの現状を知るためには、世界のユニコーン企業を見てみるとよいでしょう。ユニコーン企業とは、以下4つの基準をすべて満たしている企業のことです。

  • 設立から10年以内
  • 企業評価額が10億ドル以上
  • テクノロジー関連
  • 非上場

設立から歴史が浅く、非上場企業でありながら、投資家より高い評価を得ている企業のことです。

日本は最新トレンドビジネスに遅れている?

海外のトレンドビジネスは、日本では遅れて入ってくる傾向があるため、最新のビジネスアイデアを得るためには自分で調べることが重要です。特に、海外のスタートアップ企業のトレンドを参考にすることをおすすめします。

近年、特に注目されているのはバイオテクノロジーです。バイオテクノロジーとは、生物の働きを利用する技術のことです。DNA解析によるオーダーメイドのコスメやエクササイズ、大豆をベースに作った「人工肉」などが挙げられます。

海外で注目される新規事業の成功例14選

海外で注目される新規事業の成功例を14種紹介します。それぞれの特徴を参考にしてください。

1.高速宅配サービス

オンラインで注文してから、数十分以内に商品を届ける宅配サービスのことです。通常のオンラインサービスやネットスーパーよりも早く届くでしょう。商品の在庫は無人店舗や提携店舗から発送されます。

2.フリーランス医師

フリーランス医師と病院とをマッチングさせるサービスです。アメリカでは、特定の病院に勤務することなく、開業もしていない「フリーランス医師」が多くいます。医師不足を解消できる方法です。特に、サービスNomad Healthが注目されています。

3.ペット用品の販売

国内外問わず、ペットは家族の一員という考えが広まっています。それに伴い、ペット用品の需要が高まっています。たとえば、犬用のおやつやおもちゃが月に一度届くサブスクリプションサービスがあります。ペットの健康管理ができるウェアラブルタイプのIoTサービスです。

4.ゴーストキッチン

ゴーストキッチンも引き続き注目されています。ゴーストキッチンとは、客席がなくデリバリーのみで営業するレストランです。ニューヨーク発のビジネスモデルで、調理場さえあれば開業できます。

5.奨学金の申請手続き支援

奨学金の申請を支援するサービスは、近年アメリカで多く見られるビジネスです。奨学金の申請手続きのサポートだけでなく、奨学金情報を提供しています。たとえば、アメリカ最大級の奨学金サイトを運営するFastwebや、進路計画を管理するアプリを開発したNavianceなどです。

6.ドロップシッピング

ドロップシッピングとは、自社で在庫を抱えることなく、ネットショップを開業できる形態のことです。商品が売れたタイミングで仕入れを行う「直送販売」の仕組みを取り入れています。商品の受注だけでなく、マーケティングやカスタマーサービス、ブランディング、サイト管理まで対応可能です。

7.SNS運用代行(インフルエンサー)

SNS運用代行やインフルエンサービジネスも引き続き注目されています。運用代行とは、SNSの投稿・分析をアカウント保有元の企業に代わって行うサービスのことです。A/Bテストやキャンペーンを実施することも可能です。SNS上で影響力をもつインフルエンサーを活用した商品のPRなど、インフルエンサービジネスにも注目が集まっています。

8.ECブランドの買収

ECブランドの買収とは、Amazonや楽天に出品している小規模ECブランドを買収し、独自の手法で売上を拡大させるビジネスのことです。ECアグリゲーターやECロールアップとも呼ばれています。その筆頭は、アメリカの企業Thrasioです。

9.シニア向けコワーキングスペースの提供

シニア向けコワーキングスペースを提供するビジネスです。シニアの起業に特化したコワーキングスペースを提供しています。代表的なのは、2004年に設立したアメリカの企業Older Adults Technology Service(OATS)が提供している、Senior Planetです。

10.オリジナル商品の販売

オリジナル商品の販売にも注目が集まっています。たとえば、Amazon Merch on Demandです。製造から販売までできるプラットフォームで、オリジナルブランドを立ち上げられます。個人でも手軽に、自身が作った商品を販売できます。

11.シェアハウス運営

シェアハウス運営もおすすめです。たとえば、Commonでは住民同士のつながりを重視するシェアハウスを運営しています。シェアハウス内では、ホームパーティやヘルスケアイベントを開催しているそうです。

12.鉛筆専門ECサイト

鉛筆専門ECサイトもおすすめです。たとえばCW Pencil Enterpriseは、鉛筆にこだわるマニア向けのオンラインショップです。独自運営のサイトであり、他の販売プラットフォームに手数料を支払う必要がありません。サイトのレイアウトも自由に変えられます。

13.ジェンダーレス商品の販売

ジェンダーレス商品の販売業が注目されているのは、現代ならではの傾向といえます。Riley Studioでは、ジェンダーレス商品を展開しています。性別にとらわれない、ユニセックスなデザインのファッションを提案しています。

14.AIを活用した数学教育

AIを活用した数学教育も注目されています。AI技術を使って、個別指導できます。Happy Numbersは、個々の学力や理解度に応じ、数学教育をカスタマイズできる点が特徴です。また、コロナ禍以降、オンライン教育の需要が高まっています。

海外向け新規事業のおすすめビジネスモデル

海外向け新規事業を行う際は、サブスクリプションサービスやD2Cモデルなどのビジネスモデルを参考にしてください。

サブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスは、商品・サービスを一定期間利用できるサービスです。ユーザーが利用の権利を購入するというビジネスモデルです。音楽や動画配信などの定額サービスが有名であり、すでに利用している人も多くいるでしょう。

近年では、飲食やアパレル業界にも広がっており、導入規模は今後も増えていくことが予想されます。サブスクリプションサービスは、企業にとって収益の安定化が図れる、事業計画を立てやすいといったメリットがあります。反面で、常にコンテンツが充実していないと、新規顧客が獲得できない、無料期間ですぐに解約されてしまうデメリットもあります。

D2Cモデル

D2Cモデルは、製造元が消費者に対して、商品を直接販売するモデルで、2010年ごろにアメリカで誕生しました。販売業者を介さず消費者と取引できる点が特徴です。国内の例としては、定額制のパーソナルフードを展開するGREEN SPOONや、メンズコスメブランドBULK HOMMEなどです。

オンラインサービス

オンラインサービスの市場拡大も凄まじいでしょう。コロナ禍の影響によって、オンラインサービスの多様化が目立つようになりました。オンライン面接やリモート会議を実施するビジネスシーンだけでなく、リモート診療やオンライン授業など、医療や教育の場にも広がっています。

広告配信

広告配信は、安定的に拡大し続けているビジネスモデルです。これまではラジオやテレビ、新聞、雑誌など情報を発信できる媒体が限られていました。しかし現在では、インターネットの普及によって、インターネットを活用した広告配信が一般的になっています。

海外ビジネスを成功させるポイント

海外ビジネスを成功させるためのポイントは、Webマーケティングに力をいれる、現地のビジネスに精通した人材を配置するなどです。この章で詳しく解説します。

Webマーケティングに力をいれる

海外ビジネスを成功させるためには、Webマーケティングが必須です。Webマーケティングは、ターゲットを幅広く設定でき、コストを抑えられます。データが数値化されることで、マネジメントがしやすくなるでしょう。SNSはユーザー数も増加しており、情報発信の媒体としては非常に優秀です。

現地の文化・価値観に適応させる

現地の文化や価値観に、ビジネスを適応させることも必要です。海外のユニークなビジネスモデルを日本で導入する場合は、現地の文化や価値観が、日本とどのように異なるのか理解しなければなりません。

現地のビジネスに精通した人材の配置

現地のビジネスに精通した人材も必要です。自社内で海外ビジネスを立ち上げることは可能ですが、現地の習慣をビジネスに生かすには時間がかかります。外部のアドバイザーに依頼することで、時間を短縮できるでしょう。

まとめ

新規事業のアイデアとして、海外ビジネスを参考にする際にチェックしておきたいビジネスは全部で14種類あります。国内外問わず、新規事業を考えている人は、それぞれのビジネスを参考にしてください。

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