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オフショア開発

オフショア開発ならベトナムがおすすめな理由とは?開発会社の選び方も解説

投稿日: 2024年5月27日

更新日: 2024年5月27日

オフショア開発とは?注目される理由やメリット、依頼する際のポイントなどを解説

現在、オフショア開発の依頼先としてトレンドとなっているのは、ベトナムです。ベトナムはオフショア開発先として、他の国と比べても大きなメリットがあるといえるでしょう。

本記事ではオフショア開発においてベトナムを選ぶメリット、おすすめの開発会社などを解説します。オフショア開発を検討している場合はぜひ参考にしてください。

オフショア開発とは

オフショア開発は、ビジネス課題を解決に導く可能性のある、システム・アプリケーション開発手法の1つです。ここでは、オフショア開発とは何かを解説します。

を利用する企業が増えています。日本ではリモートワークの普及を背景に、遠方と共同で仕事をする体制が整いつつあるのも、オフショア開発増加の一因です。

オフショア開発の意味

オフショア開発とは、国内企業ではなく、海外企業にシステムやアプリケーションの開発を依頼することです。

かつて、オフショア開発には、安いアウトソーシングというイメージがついて回った時代がありました。しかし、今ではオフショア開発の技術が向上し、オフショア開発だからこその先進的な取り組みなども可能になっています。

コスト削減からリソース確保へ

従来、オフショア開発における主な目的はコスト削減とされていました。しかし、現在ではリソース確保が主な目的となりつつあります。

こうした変化の背景としては、国内でIT人材が不足していることや、円安でコスト削減効果が薄れていることなどが挙げられます。とりわけ国内での人材不足は深刻なため、エンジニアを迅速に確保したい場合はオフショア開発が有効です。

オフショア開発でベトナムが注目される理由

現在、オフショア開発の依頼先としてベトナムが注目されているのは、なぜなのでしょうか。ベトナムに注目が集まる理由を解説します。

優秀なIT人材が豊富

ベトナムは生産年齢人口が多く、優秀で若いIT人材が豊富です。また、今後も若い層が増加すると予測されています。

オフショア開発でWebアプリケーションなどを開発する場合、エンジニアは若い層が向いているといわれます。若いエンジニアは最新のIT教育を受けており、新しく難解な技術も使いこなせる可能性が高いでしょう。

国が成熟したタイミング

ベトナムは、オフショア開発の分野では国として成熟したタイミングであるといえます。

オフショア開発は1980年代頃の中国で始まり、2008年にブームとなりました。その後はインドや東南アジア、東欧、アフリカなどに広がり、さらに次にオフショア開発先として成熟した国がベトナムです。現在はベトナムが、オフショア開発のトレンドといえます。

エンジニアの単価が日本の約1/3

ベトナムの人件費は、日本の約1/2〜1/3といわれています。一方、日本のエンジニアは国内でも需要が高く、人件費が高騰しているのが現状です。

つまり、オフショア開発の依頼先としてベトナムを選べば、人件費の削減につながるメリットがあります。技術的にも遜色がなく、パワーのある人材がいることも考えると、コストパフォーマンスがよいといえます。

オフショア開発でベトナムを選ぶメリット

オフショア開発の依頼先にベトナムを選ぶことには、以下のようなメリットがあります。

勤勉な国民性

ベトナム人は向上心が強く勤勉な国民性をもつといわれています。スキルアップに熱心で、新しい技術も取り入れていく意欲も十分にあります。

また、親日的な傾向があるのも大切なことです。気持ちの上で親しみをもち、抵抗感なく、誠実に仕事に取り組んでもらえるでしょう。

日本語が話せる人材もいる

ベトナムなら、日本語を話せる人材も多々いるのがメリットです。それは、ベトナムから日本へ多くの留学生が訪れているなどの事情に関係しています。

リモートでのやりとりが主となるオフショア開発では、言語が通じることで大きく効率を上げることができます。実際にオフショア開発においては、日本語を話せるベトナム人エンジニアが、ブリッジエンジニアとして活躍しています。

時差2時間の地理的条件

ベトナムと日本は、時差が2時間と少ないのが特徴です。ベトナムの一般的な業務開始の時間は朝8時で、日本における朝10時に該当します。

時差が少ないことでミーティングなどのストレスが軽減されるため、スムーズな業務の進行が可能です。

インフラ環境が整っている

ベトナムは、インフラ整備に力を入れている国です。道路や治水、港湾、そして通信インフラが整っています。

インフラは生活にはもちろん、ビジネスにおいても不可欠なものです。インフラが整っていれば、電力や通信が途切れるといった心配もなく、オフショア開発の依頼先として安定した稼働が期待できます。

オフショア開発におけるデメリット

オフショア開発においては、言語や文化の面でいくつかデメリットもあります。

たとえば、オフショア開発の依頼先とのコミュニケーションは、架け橋となるブリッジエンジニアに左右されます。言語の壁が厚ければ、コミュニケーションに支障を来すこともあるでしょう。また海外の開発会社では時間にルーズなケースもあったり、日本では伝わるようなあいまいな指示では誤解が生じたりするリスクもあります。

ベトナムのオフショア開発会社を選ぶポイント

ベトナムのオフショア開発会社を選ぶ際は、4〜5社ほどの複数社を比較検討することがおすすめです。選定のポイントには以下のような項目が挙げられます。

提案内容で選ぶ

各社の提案内容について、下記の内容をチェックするとよいでしょう。

・ニーズや課題に対しての理解度
・ニーズや課題を実現する体制や納期を提案してくれているか
・金額の根拠がしっかりしているか
・何か起きたときの対応まで考慮されているか

オフショア開発は距離の離れた場所で行われるため、不測の事態はある程度つきものです。緊急対応まで考慮されているオフショア開発会社なら、安心して依頼できます。

実績で選ぶ

オフショア開発では実績を確認して会社を選ぶことも大切です。自社が依頼したい案件と似た実績があるかを確認しましょう。

また、依頼したい案件に、必要な技術的リソースを持っているかもチェックポイントです。Webサイトなどを確認し、わからない部分は問い合わせをしてみることをおすすめします。

セキュリティ対策で選ぶ

オフショア開発を依頼するなら、セキュリティ面を重視する必要があります。

現状における開発会社のセキュリティ方針や、具体的なセキュリティの運用状況を確認しなければなりません。開発の技術やツールが最新のセキュリティ基準に沿っているか、という点も重要です。

知名度で選ぶ

開発会社の、ベトナム国内での知名度から選ぶのも1つの手です。

知名度は企業の品質や信頼のバロメーターとなります。他の部分で決めかねたときは知名度を調べてみるとよいでしょう。なお知名度を確認する手段には、SNSの確認、賞や認証の獲得、外部団体との連携状況などがあります。

おすすめのベトナムオフショア開発会社

現在オフショア開発の依頼先として人気の高いベトナムにおいて、おすすめの開発会社を6つ紹介します。

株式会社Sun Asterisk

株式会社Sun Asteriskは、グローバル展開するオフショア開発会社です。日本とベトナムを含めた4か国・6都市に拠点を置いており、企業規模だけでなく、対応の早さ、正確さにも定評があります。

開発ではRuby on Railsをはじめ、様々な最新の言語に対応し、アプリ・サービス開発に高い実績をもつのが特徴です。優秀なベトナムエンジニアや、戦略設計を得意とするスタッフ、デザイナーなどが多数所属しています。

株式会社LIG

株式会社LIGは、ベトナムやフィリピンでオフショア開発を請け負う開発会社です。LIGでは幅広い言語での開発に対応しているため、希望するシステムに応じて相談が可能でしょう。

また新規立ち上げ、既存システムのリニューアルなど、要件定義が難しそうな案件も受け入れられるキャパシティをもっています。

株式会社バイタリフィ

株式会社バイタリフィは、日系のベトナムオフショア開発企業です。開発企業との連携を母国語でスムーズに行いたい場合に適しています。

バイタリフィでは、ラボ型開発・AI開発・Unity開発などの領域ごとにチームがあり、高い専門性を発揮できます。また日本とベトナムの両拠点に日本人マネージャーを置いているため、日本企業にとっては便利でしょう。

インディビジュアルシステムズ株式会社

インディビジュアルシステムズ株式会社は、2002年にベトナム・ホーチミンで設立された開発会社です。日本企業向けのオフショア開発で事業展開しています。

同社では業務系システム開発を得意としているため、社内システムの整備などを行いたい場合には向いています。

株式会社ハイブリッドテクノロジーズ

株式会社ハイブリッドテクノロジーズは、東証上場している開発会社です。ベトナムで500名以上のスタッフを確保しており、規模の大きさを一種の安心材料としてとらえることができます。

ハイブリッドテクノロジーズでは、ラボ型・受託型開発のどちらも対応可能なため、必要な開発内容に応じて選択するとよいでしょう。

株式会社モンスターラボホールディングス

株式会社モンスターラボホールディングスは、世界20か国・33都市に拠点を展開する開発会社です。企業のDX推進のサポートを得意としています。

グローバルな開発実績が豊富で、大規模システムにも携わっているのが特徴です。自社のDX化を考えているようなケースに向いています。

まとめ

オフショア開発の利用先のうち現在最も注目度が高く、人気を集めているのがベトナムです。ベトナムには親日家が多く、仕事に対して真摯に取り組む姿勢が根幹にあるため、日本の仕事スタイルと親和性が高いのが特徴です。日本語を話せるスタッフがいれば言葉の壁を感じることなく、スムーズに開発を進められるでしょう。

株式会社Sun Asteriskでは、ベトナムでのオフショア開発をDXコンサル・設計から本格的な開発まで、一気通貫でサポートしています。自由度の高い、柔軟な開発リソースで、コストを抑えながら思いどおりの開発を実現できます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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