インターネット広告代理店でキャリアをスタートし、事業会社でのデジタルマーケティング責任者や新規事業創出のリーダーを歴任してきた木村。彼女が次の舞台に選んだのは、一社の枠を超えて「より多くの社会的価値」を共創できるSun*でした。ビジネスデザイナーとして事業戦略からUXデザインまで”ビジネスとクリエイティブを反復横跳び”しながら、顧客のチームメンバーとして泥臭くプロジェクトを推進しています。マーケティングという武器をもとに事業側へと広げてきたキャリアの変遷と、Sun*で体現する価値創出に迫ります。
目次
広告代理店と事業会社で磨いた、「選ばれる理由」と「事業への貢献」を突き詰める力
キャリアのスタートはインターネット広告代理店でした。当時はマーケティングが何かもよく分からない状態でしたが、若いうちからいろいろな経験ができる、厳しい環境に身を置こうと決めて飛び込みました。
お客様の課題に対してデジタルマーケティングやウェブ広告をどう設計するか。どんな層に向けて、どの媒体で、どういうメッセージを届けて成果につなげるか。徹底的に設計・運用しながら成果をお返しする日々で、マーケティングの基礎が鍛えられました。また、小さな広告一つにも「選ばれる理由は何なのか」「成果が出ることで事業がどう良くなるのか」と泥臭く数字と向き合い試行錯誤を重ねた日々が、今の私の土台になっています。
4年ほど勤めた後、不動産ポータルサイトを運営する事業会社へ転職しました。マーケティングの一部にすぎない広告だけではなく、より広い領域に関わりながら事業全体を良くしていきたい、という想いがありました。
12年ほど在籍した中で、最初の6年はデジタルマーケティングチームで年間数十億円の予算を預かり、責任者も務めました。テクノロジーを駆使して広告の最適化に取り組みましたが、広告費は利益に直結するので、極めて重要な予算を預かっている責任を感じましたね。経営陣に対して「自分たちはどうあるべきか」「デジタルマーケティングとは何か」をメンバーと一緒にプレゼンし、プロジェクトを推進する機会も多くありました。
事業全体を良くするために必要なことをさらに考えたとき、自分に足りないものがあると感じました。それが、ブランドに関わる領域です。デジタルマーケティングは数字ですべてを証明できますが、事業ブランドは数値・データで証明しきれないことも多くあります。ここにチャレンジしたいと考え、兼務でブランド戦略チームに加わりました。中長期での会社ブランドやパーパス(存在意義)をどう定義し発信するか、といったことに取り組みました。
さらに会社の成長を考えると、既存事業だけでは解決できない社会課題や、新しい領域へ挑戦する必要性を感じました。そこで、全社横断でイノベーションや新規事業を創出する部署の立ち上げ時に手を挙げ、責任者を務めました。新技術やデータを活用したR&Dプロジェクト、グループ会社でのブランディングやマーケティング支援、さらに、空き家問題などの社会課題を解決するため、遊休不動産(※現在使用しておらず、今後の利用予定もない土地・建物のこと)を活用する新規事業の立ち上げや運営も経験しました。
振り返ると、マーケティングを軸足にしながら、一貫して「新しい価値、世の中にとって意味のある価値をいかに社会に実装するか」に向き合ってきたキャリアだったと思います。
「社会的価値の創出により多く関わりたい」戦略から実装まで伴走するSun*へ

キャリアを重ねる中で、単に事業を成長させるだけでなく「事業が社会に対してどんな良い影響を与えているか」をより強く意識するようになりました。自分のキャリアデザインとしても、「社会的価値を生み出すサービスや事業、会社をより多く創出することに関わりたい」という想いが強くなっていきました。
ただ、社会的な価値の創出は、一社では解決できることが限られているとも感じました。もっと多様な企業や人と共創しながら、切磋琢磨できる環境で価値を生み出したい。そう思ったのをきっかけに転職を考えるようになりました。
初めは漠然と、事業会社の新規事業創出チームなどを探していました。でも、何かしっくりこなくて。そんな時にSun*の転職支援サービス担当の方と繋がって、話していく中で「うちはどうですか?」と提案してもらったんです。実は、以前NEWh(Sun*のグループ会社)と仕事をしていた経験があったり、今の上司にあたる井上さんが書いた「異能の掛け算」をバイブルのように読んでいたりと、思い返せばご縁がありました。
面談に進むと、選考というより楽しい会話の時間でした。みなさん、価値を生み出すことに、とにかく本気なんです。一般的なコンサルティング会社のように「綺麗な戦略を立てて終わり」ではなく開発も担うし、曖昧な部分や難しい局面も含めて、お客様に伴走しながら事業を前に進めていく。そのスタンスに魅力を感じましたし、多くの打席に立って経験を積めるところも、「これは面白い」と感じましたね。
「誰と働きたいか」も非常に重要なポイントでした。短い面談の中でも、Sun*は隠し事がないオープンな組織だと感じられたことが、入社の決め手になりました。特にプロジェクト単位で動く際、最初の数カ月で信頼関係を築いてスタートダッシュを切るには、お互いのリスペクトや専門性をオープンに出し合えることが大切だと思っています。
ビジネスとクリエイティブを「反復横跳び」し、体験の細部まで責任を持つ

入社してちょうど1年が経ち、主にビジネスデザイナーとして、最近はUXデザイナーの組織も兼務しながらプロジェクトに携わっています。
支援内容としては、事業コンセプトをゼロから企画して体験できる形に落とし込んだり、独自性を高めるためのアライアンスや共創戦略を策定したりと、いわゆるBizDevの伴走が多いですね。顧客理解に基づいたコミュニケーション戦略の設計、マーケティング指標と事業の接続、グローバルブランドサイトの情報設計なども担当しています。
私にとってマーケティングとは「価値交換を最大化する仕組み作り」です。事業が提供する価値と、顧客が提供する時間や費用といった対価の交換。この考え方は、ビジネスデザインやUX設計でも根底で繋がっています。
Sun*のメンバーから「木村さんはビジネスとクリエイティブを反復横跳びできる人だね」と言われたことがあり、私自身もこの表現がしっくりきています。ビジネスの視点で価値を描き、体験をデザインする。事業会社でマーケティングを経験した人なら、実は無意識にやっていることかもしれません。
肩書きを超えてプロが混ざり合う「BTC」のリアルと、泥臭く伴走する熱量

Sun*の強みは、「BTC(Business / Technology / Creative)の連携」が、言葉だけでなく実際に、違和感なく機能している点にあると思います。BizやTechといった肩書というより、「その価値を提供するために、どんなケイパビリティを持ったチームが最高なのか」が大切だと思うのですが、社内に多様なバックグラウンドを持つメンバーがいて、柔軟にチームを組んでプロジェクトを進めることができる、これが強みだと思います。
あとは圧倒的に人が良いですね。事業やお客様に対して誠実で、必要なことをきちんと言い合える。自分の領域に閉じず、事業全体を自分事として捉えて動く人ばかりなので、信頼できるチームが組めます。
ただ、まだまだ成長過程の会社なので、各自が知恵を出し合うカスタマイズ性が高い一方で、成功事例や失敗事例を汎用化・仕組み化する部分は、もっと強化していける余地があると感じています。
Sun*が唯一無二とは言い切れませんが、戦略とデザインと開発が分断されずに繋がっているのは、確実に強い部分だと思っています。戦略を立てるアイデアだけでもダメだし、開発だけでもうまくいかない。その間にある仮説検証や意思決定、チーム作りなども含めて伴走できるのが強みだと思います。
「コンサルティング」というと壁打ち相手のような印象がありますが、Sun*は違うんですよね。ハンズオンでお客様のチームの中へ入っていて、社員の一人のような熱量で関わります。私自身、事業会社の時の経験として、ただ綺麗な戦略を出して終わりではなく、現場で泥臭い悩みを一緒に解決してほしいと思っていました。自分の会社だけで解決できないから外部に頼りにいくのであって。そういう困っていらっしゃるお客様に対して入り込んでいくことも、Sun*の特徴であり強みだと思います。
現場で価値を生み出し続ける。不確実性を楽しみ、社会に意味のある事業を

社会に対して新しい価値を生み出そうとする事業や会社の挑戦を、継続的にサポートし続けたい。その一役を担う人でありたいと思っています。場所や肩書きはあまり気にしていなくて、今はビジネスデザイナーだけど数年後は違うかもしれません。お客様に貢献する為には事業だけでなく組織まで関わる必要もあるかもしれないし、自分に足りない部分はもっと経験を重ねていきたいと思っています。
私は現場で手を動かすのが大好きなので、一生現場にいたいタイプです(笑)。ただ、組織運営の観点で、自分がマネジメントをしたらもっとSun*が良くなるぞ、と確固たる意識が芽生えた時には目指すかもしれません。今は自分がメンバーとしていかに力を発揮するかに精一杯ですが、将来そうした可能性もゼロではないと思います。
事業会社やクライアントワークなどさまざまなフィールドで、マーケティングやデザイン、テックなど、それぞれ活躍していらっしゃる方がいると思います。その中でも、事業と向き合って価値を作りにいこうとする方、正解のないものに向き合いながら「もっとこうなれば世の中が良くなるはず」という意識で価値を作りにいこうとする方。そういう価値創出を楽しめる方にとって、Sun*はすごく面白い場所だと思います。
いろいろな会社や事業と向き合うことができますし、頑張り次第で自ら価値を作りに行くことができます。社会やお客様、生活者にとって意味のある事業を作りたい、誰かと共創しながら価値を生み出したい、そのためにフィールドを広げて成長したいと思っている方がいらっしゃったら、ぜひ一緒にプロジェクトができることを、楽しみにしています。
木村 紗希 / Saki Kimura
株式会社SunAsterisk BusinessDesigner / UX Designer
広告代理店でインターネット広告領域のアカウントマネージャーとして従事。人材・金融・保険・教育など複数業界のクライアントに対し、リスティング広告運用およびWebプロモーションの戦略設計・実行を担当。不動産情報サービス会社へ転職し、デジタルマーケティング領域の組織マネジメントを行いながら、戦略設計&実行、データ活用による最適化とマーケティングのインハウス化などを実行。2018年よりコーポレートブランドの中長期戦略の立案・推進、2020年より全社横断のイノベーション推進組織の責任者として、事業創出および組織変革をリード。自ら新規事業の立ち上げにも従事する。2025年にSun*へジョインし、バックグラウンドを活かしてビジネス戦略からブランディング、マーケティングまで広くクライアントを支援する。
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