変化の激しいAI領域の現場で、スキルを磨き続けながら、プライベートな時間を両立する。Sun*のデータ&AIチーム(通称DAP)には、そんな柔軟な働き方を実現しているメンバーが集まっています。彼らがなぜSun*を選んだのか、キャリアと日々の生活をどのように両立しているのか、それぞれの今について聞きました。
この記事に登場するメンバー
Nguyen Quoc Khoa(コア) / Data and AI Solution Delivery Manager
東京大学大学院修士課程を修了後、ソフトバンクの先端技術研究所(AI分野のR&D)に入社。その後、AI翻訳スタートアップでPdM(プロダクトマネージャー)から事業開発まで幅広く経験し、現在はSun*のAI特化チームでPdMとして約10名のクライアントプロジェクトを率いる。二人の小さい子どもを育てながら、ほぼ100%リモートワークで勤務。仕事の合間に送迎や家事を行うなど家庭と両立している。
Alam Shafiul(アルム) / AI Engineer
5年前に来日し、現在は宮崎県在住。バックエンド・フロントエンド・AI領域を中心に6年以上の開発経験があり、前職ではAIエージェント基盤の開発リードとして、Chat、FAQ、Mail、VoiceなどのAIプロダクトの設計・実装・運用を担当。RAG、ベクトルデータベース、OpenAI、Claude、Gemini、Bedrockなどを使ったシステム開発を経験している。入社4カ月目から育休を取得。
T.T.(T) / Data and AI Solution Delivery Manager
山口県在住。大学院で経済学修士課程を修了後、AI/DX領域で10年以上の幅広い経験を持つ。AI SaaS系のベンチャー、DXコンサルティングファームなどに在籍し、DXコンサルタント、PM(プロジェクトマネージャー)、事業開発、データサイエンティストなど横断的に経験。 Sun*でもDXコンサルタントとPMの二つの役割を担う。家族は妻と子ども二人の四人暮らしで、家事育児は夫婦で分担している。
目次
AI技術の活用に惹かれて歩む、それぞれのキャリア
―簡単に経歴と、Sun*でどのような役割を担っているのか教えてください。
コア:日本に来て11年目になります。過去には、ソフトバンク株式会社の先端技術研究所で、AIや6Gといった最先端技術の管理や、欧米のスタートアップ企業に対する投資のポートフォリオ管理などを担当していました。そのなかで、技術としてのAIに強い興味が湧いて、もっと現場でAIに触れたいと思い、AIプロダクトを開発しているスタートアップ企業へ転職しました。そこでは、PdMやビジネスデベロップメントなど、さまざまな役割を経験しました。Sun*には昨年4月に入社し、現在は大手企業向けのAIプロジェクトでPdMとして働いています。約10人のチームで、プロダクト上流の企画から開発推進まで、幅広く担当しています。
アルム:私はバングラデシュ出身で、日本に来て5年になります。来日当初は宮崎県にある会社でプログラマーとして働き、その後メディア系の会社に転職しました。開発はバックエンドからフロントエンドまで、トータルで6年以上経験しています。前職では、AIエージェント基盤の開発リードとして、Chat、FAQ、Mail、VoiceなどのAIプロダクトの設計・実装・運用を担当しました。Sun*ではDAPのAIエンジニアとして、AIとRAG(検索拡張生成)関連のプロダクト開発の技術と実装、運用、品質面の検討などを担当しています。
T:私はこれまで十数年、AIやDXの領域でキャリアを積んできました。複数の会社で、DXコンサルタント、PM、新規事業の立ち上げ、データサイエンティストといったロールを横断的に経験しています。製造業や金融、医療など、さまざまな業界でDXやAI活用を推進してきました。Sun*ではDXコンサルタントとPMとしての役割を持っていて、今はPMとして生成AIを活用したプロジェクトの推進を担当しています。これまで積んできたDXコンサルや新規事業開発の経験がどちらも活かせると思いましたし、クライアントワークだけでなく自社でも複数の事業をやっているところに、他にはない面白さと可能性を感じました。
育児との両立、地方在住。フルリモートがもたらす柔軟な働き方

― 普段はどのような働き方をしているのでしょうか?
コア:東京23区内に住んでいますが、基本的にフルリモートで、必要に応じて出社したり、クライアントのオフィスを訪問したりしています。「お客様向けの仕事と内部のワークをどう管理するか」のバランスを意識していますね。例えばAIモデルファインチューニングの結果目標があるときは、やっぱり数字のアウトプットが一番大事。ただ、お客様に安心してもらうために、クライアントのオフィスに訪問して顔を出す、というコミュニケーションも大切です。
家族は子どもが2人いて、上の子は保育園ですが、下の子はまだ小さくて家で過ごしています。妻は鍼灸師として忙しく働いているので、平日も私がご飯を食べさせたり、面倒を見たりと、育児は夫婦で協力してやっています。仕事の合間に家事や送迎をこなせる柔軟性があって、本当に助かってます。
― 仕事の間に育児ができるのは、リモートならではですね。アルムさんはどうですか?
アルム:宮崎からフルリモートで働いています。普段は主にSlackを使ってやり取りしていますが、認識のずれが起きないようにドキュメントを作ったり、こまめに確認を入れたりすることを意識しています。何かあれば早めに相談するようにしていますね。
今の働き方の大きなメリットは、家庭の時間を大切にしながらキャリアも続けられることだと思っています。育児をしていると、どうしても急な対応や家庭の予定に合わせた調整が必要になるので、フルリモートで時間もフレキシブルに調整出来て助かっています。仕事を続けながら家庭にも関わることができるので、良い働き方ができています。
― Tさんはどんなバランスで過ごしているのしょうか?
T:現在は山口県に住んでいて、基本的にフルリモートで働き、クライアントワークのなかで仕事が発生したときだけ東京に出張するスタイルです。今のところ月に1〜2回くらいの出社頻度ですね。飛行機を使えば1時間ちょっとなので、それほど不便に感じることはなく仕事ができています。
妻もフルリモートで東京の会社に勤めているので、片方が家を空けるときはワンオペに近い状態です。朝は保育園と小学校に子どもたちを送り届けて、9時半くらいから仕事を始めます。子どものお迎えのために、早いときは16時くらいに仕事を抜けて、夜にまた業務に戻って仕事を片付けることもありますね。
仕事の面白さもスキルアップもあきらめない
― 制約もあると思うのですが、自分がやりたい・面白いと感じられる仕事はできていますか?
T:入社して3カ月ほどですが、これまで提案活動やプロジェクトに関わる際には、まず「この内容に興味ありますか?」という打診がありました。社内でやってみたい案件があれば手を挙げることもできるでしょうし、基本的にはその人の意思を最大限に尊重した形でアサインされていると思います。
コア:私は昨年4月に入社してすぐに今のプロジェクトに入りました。最初は、文字起こしAIモデルを改善するチューニング業務といった、LLM研究の基盤となるような、小さなところからスタートしました。そこからビジネスデベロップメントの側面も含めて規模が拡大し、今では3年間の長期案件になりました。 入社後に取り組んだLLMの研究結果が3年間にわたって使われ続けることになりますし、PoC(概念実証)だけで終わらないので、直接のお客様だけでなく一般のユーザーに対してもインパクトを与えられます。お客様と一緒に先端技術を開発するだけでなく、人々の生活に大きな影響があると感じられるのが、ものすごく面白いですね。
アルム:私は前職で2年間、AIに関係する仕事をして、そこからAIに強い興味を持つようになりました。今のプロジェクトでも、RAGの仕組みや改善方法、LLMを組み合わせた開発などに関わっていて、興味のある仕事ができています。また、技術を実装するだけではなく、クライアントの課題に対して「AIをどう活用するか」を考える機会があるので、技術力だけではなく、ビジネスの視点も学ぶことができています。

― リモート中心の働き方が不利にならないか気になります。
コア:ネガティブなことは全くないですね。前の仕事はすごく忙しくて、一人目の子どもが生まれたときに仕事との両立が難しくなり、育休を1年間取ったんです。なので、転職するときは、フルリモートで働ける会社を探しました。Sun*を選んだのは、フルリモートは大前提として、今みたいに面白い仕事をしながら、子どもの面倒も見られると思ったからです。以前は一人育てるだけでも大変でしたが、今は生活に余裕が生まれて、二人目も考えることができました。子どもが二人いても問題なく働けているので、一人のパパとして環境には本当に感謝しています。そもそもDAPはほとんどのメンバーがリモートワークですし、お客様も週に3〜4回はリモートワークです。みんながそういう働き方なので、不利になるとは感じていないですね。
― 地方に住んでいることでネガティブに感じる瞬間はありますか?
アルム:ネガティブにはならないですね。私は前職でも、東京にオフィスがある会社で、宮崎からリモートで働いていたので、この働き方には慣れていました。Google MeetやZoom、Slackなどでやり取りできるので、特に問題を感じたことはありません。私と妻の二人だけで子どもを育てるのはちょっと大変に感じますが、フルリモートのなかで仕事をしながら対応できているので、そこはめちゃくちゃポジティブな印象です。
T:私もアルムさんのように、子育てをしながら地方暮らしでフルリモートという環境ですが、メリットは非常に多いと感じています。特に大きいのは「余白を作りやすい」ということですかね。仕事の合間に子どもと散歩したり、近所の大きな公園で外の空気を吸ったり。通勤を前提に東京で暮らしていた頃は、なかなか時間を取れなかったのですが、場所や時間の制約がなくなったことで、子どもと過ごす時間が圧倒的に増えました。そういう時間の使い方ができるからこそ、メリハリがついて仕事のクオリティも上げやすいのではないかと思います。
「人それぞれ違う」を当たり前にサポートしあう組織

― 社内のサポート体制や周囲の理解はどうですか?
コア:アウトプットが一番大事ですが、プレッシャーや責任がある分、メンバーの間に強い信頼があります。例えば子どもの急な体調不良などがあったときは、チーム全体でフォローし合える体制が整っていて、心理的安全性が非常に高いです。時間や場所の制約よりも、個人のパフォーマンスと信頼関係を大切にする環境だと実感しています。
アルム:私は入社してまだ3カ月ですが、育休を取ることができました。上司やチームのみなさんがとても理解してくれて、新しいメンバーでも家庭の事情を相談しやすい環境だと感じています。リモートワークでもメンバーと情報共有しながら作業を進め、サポートも受けられるので、チームで働きやすい環境だと思っています。
T:Sun*独自の文化として感じているのは、スケジュールや働く上での制約を事前に共有しておけば、周りが当たり前のように受け止めてサポートしてくれる点です。今まで経験してきた他の企業と比べても、この点は特に強く実感しています。例えばワンオペのときにミーティングの時間をずらしてもらうなど、柔軟にやらせてもらっています。 あとは、ほぼすべてのプロジェクトでベトナムや日本各地に住んでいるメンバーとの仕事になるので、非同期コミュニケーションが大前提にあるのかなと。無理にリアルタイムでコミュニケーションを取らなくても済む設計になっているのが、働きやすさにつながっていると思います。
― 変化の激しいAI領域での情報キャッチアップや、自身のスキル向上にはどのように取り組んでいますか?
コア:私は3つの方法で取り組んでいます。1つ目は、ソフトバンク時代からずっと続けている習慣で、毎日AIの記事や技術記事、ニュースのサマリーなどを読んだり、YouTubeなどで最新の動画を見たりして情報を集めることです。2つ目は、DAPの勉強会や毎週のミーティングです。チームのメンバーが情報を共有してくれるので、非常に学びになっています。3つ目は、実際にAIを触ってみることです。動画生成の結果などもそうですが、自分で動かしてどんな結果になるのか体験してみないと分からないので、いろいろと触ってみます。開発でも、他のメンバーと面白いアイデアを思いついたら「早速アプリケーションを作ってみよう」と形にすることがあります。
アルム:コアさんの言うように、AI領域は変化がとても早いので、毎日テックブログを読むなど日々のキャッチアップが必要になります。私はOpenAIやAnthropic、Googleなどの公式サイトの記事をチェックしたり、AI関連のブログを確認したりしています。また、毎週のミーティングで「新しくこんな技術が出てきたよ」「新しいLLMモデルやRAGの開発手法が出たよ」と情報を共有し合ったり、月1回の勉強会で発表したりするので、そうした場から学ぶこともあります。
T:私も似たような感じですが、情報収集の面でいくと、X(旧Twitter)やブログを見ながら、海外の研究者やAI系エンジニアの発信を追うことが多いです。面白そうな情報を見つけたら、自分でAIエージェントの環境を作って試してみるなど、実際に手を動かすことまでをセットにしています。単なる知識で終わらせず、実際に身につけていくことを心がけていますね。
また、そうした新しい材料はクライアントへの提案活動に組み込んでいくことも意識しています。私自身、AI領域のスペシャリストとして提案に招かれることが多いので、「こんな最新技術を使ったアプローチはどうでしょうか」と提案してみています。二人が話していた週次の定例ミーティングや社内の勉強会も、自分が追えていなかった領域の新しいネタをインプットできるので、ありがたい情報源になっています。

DAPチームの紹介スライドより
プロフェッショナルとして私たちがSun*で描く未来のビジョン
― これから先、みなさんが目指すビジョンを教えてください。
コア: DAPはAI領域がメインですが、今手掛けているプロジェクトには大きなプロダクトがあり、AIの技術はその一部です。技術を追求するだけでなく、お客様のビジョンを理解して、そのプロダクトを通じてどうやって本質的な価値を提供していくのか。そこをBizDevの視点も含めて考えていかなければ、AIを開発する目的も見失ってしまいます。だからこそ、お客様やエンドユーザーに対してどう役に立つのか、もっと突き詰めていきたいです。また、これからプロジェクトがさらに大きくなり、新しいステークホルダーが参加してくるなかでも、うまく人を巻き込んで、プロジェクトを管理することを頑張っていきたいと思っています。
アルム: 私はこれまでのキャリアで技術的な側面から開発に関わることが多かったのですが、お客様のビジネス課題をしっかり理解して、AIを使って実際に解決することに関わっていきたいですね。
T: DAPにはAI関係のプロジェクトが集まっていて、業界や領域によって毎回テーマも全然違うので、いろいろな経験を積めることを期待しています。バーティカルな領域のSaaSなどで専門性を深める道も面白いかもしれませんが、私はこれまでいろいろな業界でAI活用をしてきたので、引き続き広く関われることは大きな魅力です。 Sun*では、コンサル的なAIやDXのロードマップを策定するような、比較的上流の提案フェーズからプロジェクトに入ることができ、案件化されればPMや事業開発のメンバーとして関われます。さらに、キャパシティや希望次第では、データサイエンスやエンジニアとして関わることもできる。クライアントワークの領域でも、比較的上流からプロジェクトデリバリーの細かいロールまで、複数の役割横断して関われるのは、一つの魅力じゃないでしょうか。
― 最後に、Sun*に興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします。
コア:Sun*は私にとって、先端技術のAIプロジェクトに挑戦しながら、一人のパパとしての役割も全力で果たすことができる場所です。仕事と家族のどちらかを選ぶのではなく、両方を高いレベルで両立させたいプロフェッショナルの方には、最高の環境だと思います。
アルム:私が仕事を通して感じるやりがいは、AIという変化がとても早い技術を使って、実際のビジネス課題の解決に関われることです。AIで価値を出すためには技術だけではなくて、業務理解やユーザー体験、運用なども考える必要があり、まさに今、その難しさと面白さを感じています。あとはやっぱり、AI技術に関わりながら、柔軟な働き方ができる点が大きな魅力だと思います。
T:Sun*では、クライアントを支援するだけでなく、自分たちで新しい事業を作る側にも関わることができます。同じ会社のなかで両方を経験できる環境があるので、私自身もうまく活用させてもらいながら、キャリアの価値を高めていきたいと思っています。働き方の面でも、プライベートを犠牲にせずキャリアを積むことができると思うので、地方在住だったり、子育て中で働き方に制約があるけどキャリアを諦めたくないという方には、おすすめできると思います。
― 皆さん、貴重なお話をいただき、ありがとうございました!
Sun*ではAIを活用した社会価値の創造に取り組んでいます。
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https://sun-asterisk.com/recruitment
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