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PdM経験を武器に、多くの挑戦機会と評価をSun*で手にした理由

更新日: 2026年7月13日

PdM経験を武器に、多くの挑戦機会と評価をSun*で手にした理由

Sun*には80名を超えるPM(プロジェクトマネージャー)が在籍し、多様な案件でそれぞれの強みを活かして、顧客への価値提供を実現しています。

今回インタビューするのは、事業会社でPdM(プロダクトマネージャー)として自社プロダクトにコミットした経験から「もっと多くの開発がしたい」と考えるようになり、Sun*を選んだ川村。

非エンジニア出身の彼女が技術とどう向き合い、PdM経験という独自の強みをどう活かしているのか。また、過去の経歴や年齢に縛られず、現場で発揮したパフォーマンスを評価するSun*の環境とは何なのか。リアルな空気感が伝わるお話を聞きました。 

音楽プロモーターという毛色の違うキャリアからのスタート

最初の会社はインディーズの音楽レーベルで、Sun*の中でも異色なキャリアだと思います。もともと音楽が好きで、音楽関連の仕事がしたいと思い、インターンからそのまま社員になり7年ほど働きました。

プロモーターとして、CD・レコードショップなどに「CDを置いてください」と営業したり、紙媒体やネットメディアに、アーティストのインタビューや特集を組んでもらえるよう働きかけたりと、露出を狙う仕事でした。どんなコンテンツを出せばファンが喜び、より購買したくなるかを考える、マーケティングの視点も含めたプロモーションをしましたね。当時はニコニコ動画で流行したボーカロイドなど、いわゆるオタク系カルチャーのアーティストを主に担当していて、海外のアニメフェスに呼んでもらってライブなどもしていました。

ただ、時代とともに「CDを売る」という行為自体に、限界を感じるようになりました。自分はCDを買わなくなっているのに、人に売るのが苦しくなって。そこから知人の紹介でウェブ制作会社に転職しました。プロモーターとしてもプロモーション企画から自社サイトの更新、各Webサイトのチェックをしていたので、なじみがあったのが理由です。

ディレクターとしては未経験でスタートしましたが、どんなコンテンツで人がアクションを起こしてくれるのか考える仕事は、前職のプロモーター経験と近いと感じました。Webサイトも人に見てもらうものですし、キャンペーンサイトはマーケティングの要素が強く、共通点があったので入りやすかったです。代理店さんとのキャンペーンサイト制作やプライム企業の会員サイト年間運用などを経てクライアントワークの進め方もこの頃身につけられたなと思います。

「もっと長く、深くプロダクトに関わりたい」想いからPdMへ

ウェブ制作の仕事は楽しかったのですが、特にキャンペーンサイトなどは数カ月で終わってしまい、「もっと長く残るものを作ってみたい」と思うようになりました。そこから転職先を探し、オンライン学習サービスを展開するベンチャー企業に入社しました。

当初、社内にPdMというロールはなかったのですが、資格試験の演習アプリ改修の話が出たときに、「私がやりたいです」と手を挙げました。開発チームを立ち上げるところから関わり、このアプリ改修プロジェクトを通して初めてPdM兼PMのような動きを2年ほど経験しました。アプリ全面改修だったので、ほぼ0→1で、投資対効果の試算から、競合リサーチ、収益を得るための仕組み作り、価格設定、購入に向けたUX設計、モック作成、画面設計、WBS(作業分解構造)を引いてスケジュール管理して、進捗管理して……特定の資格試験だけでなく他に資格にも横展開できるように設計もして。リリース時にはマーケティングチームと連携してプロモーションを行うところまでやり、本当に一連の流れを経験しました。前職は小規模だったからこそ、PdMとしてエッセンシャルな営みを一貫して体験できたことは、すごく良かったと思っています。一方で「もっと開発をやりたい」と思ったときに、小規模な事業会社では開発案件がそう多くはなく、環境を変えることを考えました。

前の転職では「事業会社の方が一つのプロダクトにコミットできて良いんだろう」と思って事業会社に来たものの、実際にやってみると同じチームのメンバーとして意思統一を図るよりも、相手をクライアントだと思って接した方がうまくいくことに気が付いて。同じチームだと思うと、「なぜこの人は自分の意見ばかり言うのか」「もっと協力してほしい」と不満が出てしまう。でも一線を引いて「この人たちはクライアントだ」と捉えて丁寧に接したら、全部うまくいったんです(笑)。事業会社でもクライアントワークでも結局自分が取り組むスタンスは変わらない・変えない方がうまくいくことに気がつきました。そうなると、さらに経験を積むならクライアントワークの方が良いな、と考えが変わりました。

以前からグローバルな仕事をしてみたい、海外で生活してみたいという想いがあり、海外に大規模な開発拠点を持つSun*ならチャンスがあるのでは、という期待もあってSun*に転職したのですが、当時は自分のなかでPMとPdMの境界線もまだ曖昧で。「開発のマネジメントに関われば、おのずとプロダクトにも触れるから本質的にはそこまで変わらないだろう」くらいの認識でPMロールで入社しました。

PMとPdMをシームレスに行き来して自分の価値にする

Sun*に入って最初に担当したのは、大規模なユーザーを抱えるアプリのリニューアルプロジェクトでした。立ち上げのタイミングから入り、インフラ側とアプリ側の両方にPMが立つ体制で、私はアプリ側のPMを担いました。アプリはユーザーが一番触れる部分で、クライアントも見え方を重視していたので、お客様とのコミュニケーションを密に取る立ち位置でしたね。Sun*に入社して初めての案件かつ初めての大規模案件で、PMロールも初。最初は不安しかなかったのですが、BtoCのアプリで前職で開発したアプリと共通点があったのが救いでした。

入社当時は技術面が弱いのがやっぱりすごく不安で社内で相談したのですが、「とりあえずAWSでサーバーたててみるといいよ!」とか「アプリ試しに作ってみるといいよ!」と言われて。「Sun*でPMするには自分でコードをかけないとダメなのか?」とか「別に自分はエンジニアになりたいわけではないんだよな…」とか内心迷子になっていたんです。でもいざプロジェクトに入ったら「わかりません」は許されないなと。それで、前職でのPdMとしての経験を活かせるUIUXからコミットしてコミュニケーションした結果、信頼をしていただけるようになったと思います。そこからは、やり方はなんでもいいからとにかく必要な機能を決められた期間までにリリースする、ということにフォーカスして、できないこと、わからないことは他のメンバーにちゃんと聞く、ちゃんと頼ることで、無事に予定通りリリースすることができました

最初のリリースを無事に終えてしばらくして、プロジェクトでの動きが評価されて、アプリ開発のエンドクライアントに出向する話をいただきました。出向当初は、プロジェクト管理ツールの利用提案・導入、定例のアジェンダ整理、フォルダ整理といったPM視点の細かな業務改善活動もしつつ、出向先と開発側の間にたって要望を整理したり、最適な開発方針の提案をしたりしていました。そこから徐々にPdMの視点でアプリチームをサポートするようになって。出向先はIT専業の会社ではないので、当時はPdMという「概念」も「人」も存在しませんでした。部署としてアプリを管理しているので、個人の意志やビジョンが反映されにくく方向性を定めにくい。「アプリをどうしていけばいいのか」と模索していたところにPdMとして入り、サポートしました。

ものを作る上で「ビジネス上、何を叶えるためにこれを作るのか」は最も基本的な問いで、チームが常にこの観点を軸に持っているのがとても大切です。よくあるMAU(月間アクティブユーザー)向上はKPIではあるけど、その先の達成すべきことに対する一つの指標でしかない。ただ日々追う指標ではあるので、プロダクトに対する明確な意思がチームメンバーにないと、途中からただの指標が目的になってしまったりする。なので、PdMとしてチームをサポートするときにKPIツリーを改めて作った上で「どうしたらKGI実現に必要なユーザーの行動変容を起こせるか?」を議論して、チームが「ビジネス上、何を叶えるためにこれを作るのか」を軸にする思考が根付くように意識しました。そして「何を作るべきか」が固まったら、PMとして「どう作るか」を開発側と相談し出向先に提案しました。

PMとして対象アプリの開発に要件定義や設計段階から関わった後、PdMサポートとしてアプリにも関わったことで、出向先にPdM/PM二つの人格でバリューを出せたのは良かったです。前職でのPdM経験とSun*でのPM経験がつながった感覚がありました

これまでの強みを活かし、PMとして本質的な価値提供を

PMにはそれぞれ強みがあります。例えばエンジニア出身のPMなら、開発を深く理解してマネジメントできます。私はそこが弱い分、これまでに培ったマーケティング視点、顧客とのコミュニケーションスキル、PdM経験を総動員してPMとしての価値を出せるよう努めています。もちろん、PMとして一定水準以上の技術的理解は必要ですが、本質的にPMは「プロジェクトを成功させるために、必要なことをやる」のが仕事だと思っています。スケジュール管理、タスク管理、リソース管理といったエッセンシャルな「管理」の能力があれば、どこで強みを出すかは結構幅を持てると思います。テック方面に尖らなくても、エンジニアに任せるべきことは任せていいと思っていますし、現場に任せられるシニアなエンジニアがいないなら、適切な人材をアサインすればいい。リソース管理もPMの仕事なので。

Sun*入社当時は「開発のお作法」も全然知らなくて、PMBOKも聞いたことがなかったし、スクラムもアジャイルもよくわかっていなかった。APIの概念すら怪しかったくらいで(笑)。当時は「普通は知ってるよね」ということもわからなくて……今でもまだまだ経験不足です。でも、キャッチアップするまでパフォーマンスが出せないのは許されない。だから、技術的知識の習得もちゃんとやりつつ、それとは別で自分がパフォーマンスを出せる領域を探すようにしています

出向後は、大手製造業向けのAIを使った業務改善PoC(概念実証)で現場ヒアリング、プロダクト提案、モック作成からPoC開発までに携わったり、大規模なデータ基盤移行プロジェクトでトラブルシューティングしながらデリバリー完遂したり、いろいろ経験できていますが、どれもスタンスは同じです。そのプロジェクトでPMとして何を要求されているか、自分はそれをどういう形で満たせるのかをずっと模索しています。やり方はなんでもいいから、他者もふくめ自分のもつリソースをフル動員してミッションに向かっていくと、自然と自分の強みの輪郭もはっきりしてくるし、増えていくと思います。

Sun*は「今の自分」を評価してくれる場所

Sun*で働く一番の良さは、経歴や経験年数で評価しないことです。プロジェクトでのパフォーマンスやクライアント評価をしっかり見てくれます。今の私のグレードは、PMとしての経験年数からしたら考えられない高さだと思っているんです。でも、自分の得意な領域にフォーカスして出した成果を評価してくれるので、大きなモチベーションになっています。不得意なことを伸ばすのも大事だけど、そればかりだとスピードが落ちます。自分の得意な領域を活かすやり方でトライして、うまくいけば顧客にも会社にも評価してもらえるのが良いですね。 

それから、現場の裁量が大きいことも良さの一つですクライアントが「こういう人材が欲しい」と言っても、実は潜在的に求めているものは違うことがあります。Sun*は、厳密な役割の線引きをするより、柔軟に顧客のニーズにあわせていくスタンスなので、言われたことに囚われ過ぎず、顧客とコミュニケーションしながら要求の粒度をあげていくことが多く、私のスタイルは成果を出しやすいのかなと思います。ただ、これは裏を返せば「放任」と捉えられる側面もあるので、手取り足取り教えてほしい人は動きにくいかもしれません。自分なりに「こうすればもっと良くなる」と考え、自走できる人にとっては、良い環境ではないでしょうか。

あと必要なのは「柔軟性」ですね。「本来はこうあるべき」という原則論も大事ですが、その通りではないときに足を止めてしまう人は大変かもしれません。あるべき状態を作るのがPMの仕事で、自分でできなければ、助けを求めれば良いと思っています

また、Sun*に入社してから毎年数カ月海外に滞在して仕事しています。いずれはグローバルな仕事もやってみたいので、そのときに備えて自分を慣らしておこう、みたいな目的もあって。きちんとやるべき事をやっている前提ですが、働き方の自由度が高いのはSun*の大きな魅力です。

単純な知識、経歴だけじゃないから面白いSun*のフィールド

PMをやっていて感じたのは、PMロールもデザイナーやエンジニアと同等かそれ以上にセンスを要するな、ということ。”管理”という言葉だけみると決められた事をやるだけのようですが、実際にそれを現場の状況にあわせて実行するのは、高いレベルの柔軟性と思考力、判断力、実行力が求められます。規模が大きくなれば、よりハイコンテクストになります。「この知識があればできる」といった、わかりやすい具体的な指標がなく、むしろAIの活用で単純な知識を埋められるようになった分、ソフトスキルがより重要度を増しているように思います。

だからこそ、PMは多様な経験やバックグラウンドをもっている人が活躍しやすい。これが面白いところでもあると思います。私もスタートは音楽業界で、システム開発のPMはSun*に入ってからですが、これまでの経験がさまざまな場面で活かされている感覚があります。そして、そういう多様な人材だからこそ価値を発揮・活躍できるフィールドが、Sun*にはあるのではないかと思います。


プロフィール

川村 真由 / Mayu Kawamura

株式会社Sun Asterisk  Project Manager

前職でPdMとしてプロダクト戦略から企画・開発までをリードした経験を活かし、ビジネス/プロダクト視点を持った開発プロジェクトマネジメントを推進。推進力と高いコミュニケーション能力を強みとし、オフショア開発で最大時50名超の大規模案件や、複雑な要件/スコープ/ステークホルダーの調整を要する高難度案件を多数担当。出向先ではビジネス戦略を踏まえたPdMサポートやプロダクト改善提案、プリセールスにも携わり、顧客価値創出につながるプロジェクト推進を行ってきた。


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