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アプリ開発

アプリ開発のメリット・デメリット|Webサイトとの違いも解説

更新日: 2026年4月24日

今ではパソコン・スマートフォンに対応した、さまざまなアプリが登場しています。多くの企業がアプリ開発に注目しているなか、「本当にアプリは必要なのか」「Webサイトとの違いがよくわからない」と悩んでいる人も多くいるのが現実です。

アプリ開発には、ユーザーとの接点を強化できるメリットがある一方で、コストや運用面での課題も存在します。そのため、導入前にメリット・デメリットを正しく理解することが重要です。

本記事では、アプリ開発のメリット・デメリットをはじめ、Webサイトとの違いや開発の流れ、向いている企業の特徴までわかりやすく解説します。

この記事で分かること/解決できること
  • アプリ開発の主なメリットとデメリット
  • アプリとWebサイトの役割や機能の違い
  • アプリ開発の企画からリリース・保守までの流れ
  • 自社でアプリ開発を行うべきかどうかの判断基準
  • アプリ開発がビジネスにもたらす具体的な効果

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アプリ開発のメリット

アプリ開発は、企業とユーザーの接点を増やし、継続的な関係構築を実現できる点が大きな魅力です。

特にスマートフォンが日常的に利用されている現代においては、アプリを通じた情報発信や販促活動の効果が高まっています。ここでは、アプリ開発のおもなメリットについて解説します。

日常的にユーザーの目に留まりやすい

アプリを開発すると、日常的にユーザーの目に留まりやすくなります。

アプリはスマートフォンのホーム画面にアイコンが表示されるため、ユーザーの目に触れる機会が多くなります。Webサイトの場合は検索やブックマークからアクセスする必要がありますが、アプリであればワンタップで起動できる点が特徴です。

ユーザーにとって利用のハードルが低く、自然と利用頻度が高まりやすくなります。結果として、サービスの認知向上やリピート利用の促進につながる可能性があります。

プッシュ通知で継続接点を持ちやすい

プッシュ通知機能も、アプリを使用する大きなメリットです。プッシュ通知を使えば、新商品やキャンペーン情報、重要なお知らせなどをユーザーに直接届けやすくなります。

近年はWebでも通知機能を実装できるケースがありますが、アプリはホーム画面上の存在感やログイン状態の維持、会員機能との連携などにより、継続利用を前提とした接点を設計しやすい点が強みです。通知内容や配信頻度を最適化することで、再訪や購買行動の促進につながります。

会員施策やCRM施策を実行しやすい

アプリは、クーポンやポイントカードのような販促機能だけでなく、会員証、予約確認、購入履歴表示、パーソナライズ配信など、継続利用を前提としたCRM施策を実装しやすい点もメリットです。ユーザーごとの行動や利用状況に応じた体験を設計しやすく、中長期的な関係構築につなげやすくなります。

ブランディングの強化ができる

アプリは企業の世界観やブランドイメージを表現するツールとしても活用できます。デザインや操作性、提供する機能を通じて、ユーザーに自社独自の体験を提供することが可能です。

1日1回のログインでポイントが溜まったり、クーポンが発行されたりと継続的に利用されるアプリは、ユーザーとの関係性を深める役割も果たします。結果として、ブランドへの愛着や信頼感の向上につながる点も大きなメリットです。

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アプリ開発のデメリット

アプリ開発には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。導入後に後悔しないためにも、あらかじめ課題を理解しておくことが重要です。ここでは、アプリを開発することによるデメリットについて押さえておきましょう。

開発にコストがかかる

アプリ開発は、Webサイトと比較してコストが高くなる傾向があります。アプリ開発は、設計や開発、デザインに加え、リリース後の保守・運用にも費用が発生します。

また、iOSとAndroidの両方に対応する場合、それぞれの開発が必要になるケースもあります。機能が増えるほど開発費用も高額になるため、事前に予算と目的を明確にしておくことが大切です。

併せて読みたい:アプリ開発コストの内訳と相場を解説|開発費用を抑える具体的な方法も紹介

利用されない可能性がある

アプリを開発しても、必ずしもユーザーに利用されるとは限りません。ユーザーがアプリをダウンロードしたとしても、継続的に使われなければ効果は限定的です。

ユーザーにとってメリットが感じられないアプリは、すぐにアンインストールされてしまう可能性があります。そのため、ユーザーにとって価値のある機能やコンテンツを提供し続ける必要があります。

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アプリ開発とWebサイトの違い

アプリ開発とWebサイトの主な違い

アプリとWebサイトは、どちらも情報提供やサービス提供の手段ですが、その特徴には大きな違いがあります。

Webサイトはブラウザからアクセスするため、インストール不要で誰でも気軽に利用可能です。一方、アプリはダウンロードをする手間が必要ですが、その分操作性が高く、プッシュ通知や端末機能との連携など、多種多様な機能が利用できる点が強みです。

また、Webサイトは検索エンジンからの流入が期待できるのに対し、アプリは既存ユーザーとの関係構築に適しています。新規顧客の獲得にはWebサイト、リピーターの育成にはアプリといったように、目的に応じて使い分けるのも有効でしょう。

併せて読みたい:アプリ開発とシステム開発の違い|目的と適性から正しい選び方まで解説

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アプリ開発を行う流れ

アプリ開発を成功に導く6つの工程

アプリ開発は、いくつかの工程を経て進められます。事前に流れを理解しておくことで、円滑なプロジェクト進行が可能です。ここでは、アプリ開発の流れを説明します。

併せて読みたい:アプリ開発の流れとは?かかる期間や必要な言語・環境などを詳しく解説

企画

まずは、アプリの目的やターゲットユーザー、提供する機能などを明確にしてアプリの内容を企画します。どのような自社の課題を解決するアプリなのか、開発前に整理しておくことが重要です。

アプリの方向性をしっかり固めない状態で開発を進めてしまうと、完成後に思ったような効果を得られない可能性があります。この段階で方向性をしっかり定めておくことで、後工程での手戻りを防ぐことが可能です。

併せて読みたい:アプリ開発の企画書の書き方|稟議を通す構成・必須項目・数値根拠の示し方

設計

企画内容をもとに、画面構成や機能の詳細を設計します。ユーザーが使いやすいデザインや操作性を考える外部設計と、外部設計を実現するためのプログラミングに関わる内部設計を行います。

ユーザーが使いやすい導線や操作性を考慮することが重要です。また、システム構成やデータの扱いなどもこの段階で検討されます。

併せて読みたい:アプリ開発における設計の考え方|設計工程や設計書の作成・注意点を解説

開発

設計に基づいて、実際にアプリを構築していきます。プログラミングやデザインの実装が行われる工程です。設計に基づき、プログラミングに必要な言語を選択しましょう。開発中は仕様変更が発生することもあるため、柔軟に対応できる体制が求められます。

併せて読みたい:開発スピード向上で競争力を高める|開発現場を効率化する7つのポイントを解説

テスト

アプリが完成したら、正常に動作するかを確認するテストの工程が必要です。バグや不具合がないかを確認し、必要に応じて修正を行います。ユーザー目線での操作確認も重要なため、使いにくさがないかをチェックしてください。

併せて読みたい:システムテストの基礎知識|単体・結合・受入の流れと計画書の作り方

リリース

テストが完了したら、App StoreやGoogle Play へ申請してリリースを行います。審査を通過することで、ユーザーがダウンロードできるようになります。

iOSとAndroidでリリースの方法が違うことに注意が必要です。iOSの場合はApple Storeに申請し、1〜2週間ほどで審査が完了すると公開されます。Androidの場合はGoogle Playに登録し、審査なしで数時間で公開可能です。

なお、審査期間や公開までの所要時間は、アプリの内容やアカウント状況、変更内容によって変動します。「数時間で公開できる」「必ず1〜2週間かかる」といった固定的な見積もりではなく、審査差し戻しも見込んだスケジュールで進めることが大切です。

リリース後はアプリがダウンロードされているか、利用状況の分析も行いましょう。

運用・保守

アプリはリリースして終わりではなく、継続的な運用が必要です。ユーザーの声や利用データをもとに改善を行い、機能追加やアップデートを実施します。

安定したサービス提供のためには、保守体制の整備も欠かせません。アプリのリリース後も運用にコストがかかるため、開発の前段階から運用頻度や予算などを検討しておくことも大切です。

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アプリ開発が向いている企業

アプリ開発はすべての企業に必要というわけではありません。自社のビジネスモデルや目的に応じて、導入の必要性を判断することが重要です。アプリの開発や導入が向いている企業について、詳しく見ていきましょう。

店舗やサービスを広く展開している企業

複数の店舗を展開している企業や、サービスを広く提供している企業は、アプリ開発が向いているといえます。

たとえば、店舗情報の配信や来店促進のクーポン配布などを行うことで、ユーザーの利用頻度を高めることができるでしょう。地域ごとの情報発信にも活用できるため、顧客との接点を強化しやすくなります。

EC売上の拡大を目指している企業

ECサイトを運営している企業にとっても、アプリ開発は有効な手段です。

プッシュ通知によるセール情報の配信や、円滑な購入導線の提供により、売上の向上が期待できます。また、ユーザーの購買履歴をもとにしたレコメンド機能などを活用することで、リピート購入を促進することも可能です。

既存顧客との継続接点を強化したい企業

すでに一定数の顧客基盤を持っており、継続利用やLTV向上を重視する企業は、アプリ開発との相性がよいといえます。たとえば、会員証や予約確認、利用履歴の確認、パーソナライズ配信などをアプリ上で提供することで、顧客接点を日常的に維持しやすくなるでしょう。

新規獲得だけでなく、既存顧客との関係強化を重視している企業ほど、アプリの投資効果を出しやすい傾向があります。

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まとめ

アプリ開発は、ユーザーとの接点を強化し、継続的な関係構築を実現できる有効な手段です。プッシュ通知やクーポン機能などを活用することで、マーケティング効果の向上も期待できます。一方で、開発コストや運用の負担といったデメリットもあるため、アプリの開発が本当に必要かどうか、導入前にしっかりと検討することが重要です。

Webサイトとの違いを理解し、自社の目的や課題に合った方法を選ぶことで、より効果的な施策を実現できるでしょう。

Sun Asteriskでは、企業の課題に合わせて企画〜開発までの支援を行っています。企業が抱える課題に対してどのような開発を行ってきたのかをまとめた事例集を配布しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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よくある質問

Q 自社のビジネスにおいて、アプリ開発とWebサイトのどちらを選ぶべきでしょうか?
A 目的に応じて使い分けるのが有効です。新規顧客の獲得や気軽な情報提供を重視するならWebサイトが、既存顧客のリピーター育成やプッシュ通知などの多機能を活用したいならアプリが適しています。

Q アプリ開発を成功させるために、開発前にまず何から検討を始めるべきですか?
A まずは「どのような自社の課題を解決するアプリなのか」という目的や、ターゲットユーザー、提供する機能などを明確にし、アプリの方向性を企画段階でしっかりと固めることから始めてください。

Q 実際のアプリ開発プロジェクトは、どのような手順やプロセスで進められますか?
A 目的を決める「企画」から始まり、「設計」「開発」「テスト」の工程を経てストアへ「リリース」し、その後も改善や機能追加などの「運用・保守」を継続していく流れが基本となります。

Q アプリを開発・導入する上で、気をつけるべき注意点やデメリットはありますか?
A Webサイトに比べて初期費用などの開発コストが高くなりやすい点や、リリース後も継続してユーザーにとって価値のある機能を提供し続けないと、利用されずアンインストールされてしまう可能性がある点に注意が必要です。

Q iOSとAndroidの両方に対応するアプリを開発する場合、費用や期間はどのくらいかかりますか?
A 機能が増えたり両方のOSに対応したりすると費用が高額になる傾向がありますので、個別のケースについてはお問い合わせください。

Q 自社にアプリ開発のノウハウがない場合、企画の段階から外部に支援を依頼できますか?
A はい。弊社では企業の課題に合わせた企画から、要件定義、デザイン、開発、運用まで一気通貫で支援を行っており、アプリ開発において豊富な実績を有しています。お気軽にご相談ください。

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