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【福岡をもっとおもしろい都市に】GPT-4と共創する新規事業戦略 〜 AIと人間の協働による新しいビジネス創出
2023年、人工知能(AI)の進化は一段と加速しました。OpenAI社がリリースした最新のAIモデル、GPT-4などが世界に浸透し、AIと人間の協働が一層現実的なものになりつつあります。この革新的なAI技術を活用することで、新たな働き方、ビジネス創出の方法が開拓され、企業の競争力を左右する要素となっています。
GPTは非常に強力な自然言語処理モデルである一方、データに偏りや誤り、また倫理的な問題が含まれる場合もあり、活用においてはユーザーの判断と監視が必要です。
人間以上の能力をもつ一方で不完全なAIに対して、企業(人間)はどのように向き合い、事業創造に活かしていくべきでしょうか。本セミナーでは、今後のビジネス環境で求められるAIの活用法について、具体的な例を交えながらご紹介します。
日時 | 2023/07/19 (水) 19:00 – 22:00 JST |
開催形式 | オフライン(大手町ビルSun* オフィス)50名限定 オンライン(Zoom配信) |
場所 | Sun*大手町スタジオ 千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビルヂング B1 日本 |
創業から62年目を迎えた福岡地所は、「福岡をもっとエキサイティング、もっと魅力溢れる都市(まち)にしたい」というスローガンのもと、福岡をアジアのリーダー都市にすることを目指しています。これまで「キャナルシティ博多」などの大型商業施設開発や、直近では福岡市が主導する天神ビッグバンの第一号プロジェクトとなった「天神ビジネスセンター」など福岡の大型再開発に関わっており、その他にもホテル・住宅や物流施設など不動産を主軸とする事業展開を進めてきました。その中で、外部環境の急激な変化に対応すべく、事業創造部を創設。既存の事業枠組みにとらわれない新たな視点での事業創出に奮闘しています。
新規事業のアイデア創出のプロジェクトでの活用
枠組みにとらわれない新規事業の創出に向けて、Sunと福岡地所様にて行った新規事業のアイデア創出のプロジェクトでは、これまで他の企業で類を見ないAI技術を用いた斬新な手法を採用。その中でも注目すべきは、OpenAIのGPT-4を活用した取り組みです。新規事業アイデアを週に300案以上、1ヶ月では1,000案以上を出力し、AIによって出力されたアイデアの「種」をプロジェクトメンバーが精査し、磨き上げる作業を行いました。その結果、Sunの「Value Design Syntax」(ビジネスアイデアの全体像や弱点を明確にし、対応すべき問題を定義するフレームワーク)を用いて、価値ある案を厳選することに成功しました。
AIが持つ独特の「網羅性」と人間だけが持つ判断力を組み合わせることで、これまでにない画期的なアウトプットを引き出すことができました。この成功事例を皆さんに共有させていただきます。
登壇企業
福岡地所株式会社 1961年設立。福岡市を拠点とする不動産業の企業。地域に根差したディベロッパーとして、「福岡をもっとおもしろく」「大きな夢がかなう街(まち)」にしたいという思いで、オフィスビル・商業施設・マンション・ホテル・物流施設等の企画開発に取り組む。 |