自分の「強み」を活かせる環境だった
-入社を決めるまでの背景などを教えてください。
私はベトナム出身で、国費留学で日本の大学に入学し、主にITと日本語を学びました。「ベトナム語に加え、ある程度の日本語を話せて、ITを専攻している学生」という、当時としては珍しい人材だったこともあり、就職活動の際には10社ほどからお誘いをいただきました。
就職先を決める際に、私が重要視していたのは「自分の強みを活かせる環境があるかどうか」でした。なぜなら、自分の強みを活かさなければ、会社の中で必要とされる存在にはなりにくいからです。「自分がいないとまずい」というポジションを会社の中に作り出すことが大切だと考えています。
逆に、自分が仕事をする環境において、自分の強みを間違えて認識してしまうことはとても危険です。例えば、「自分の強みは技術力である」と思い、いざ会社に入ったとしても、自分より格段に技術力が高い人が多くいた場合、相対的に自分の価値は下がってしまいます。
そこで、改めて当時の自分の強みは何かを考えたとき、それはベトナム語だと思いました。大学でITと日本語を専攻していたとはいえ、開発の実践経験がない上に、日本で勤めるのであれば日本語は話せて当たり前であるため、どちらも強みとは言えません。なので私は、ベトナム語が強みになる環境で、かつITと日本語を活かせるポジションを探し、BrSEとしてSun* に入ることを決めました。
そして現在、入社から7年ほど経ち、私は自身の強みを活かすだけではなく、増やすことができました。今の私の強みは、日本のスタートアップで新しいサービスを立ち上げた経験と、新卒のときから倍以上に上がった技術力です。今の私は、仮にベトナム語という強みがなくなったとしても、日本で戦っていける人材であると自負しています。
大きな挑戦は、新たな強みを得るチャンス
-現在の仕事内容を教えてください。
現在の私のミッションは、パートナーであるスタートアップ企業のCTOとして、一緒にサービスをゼロから立ち上げて、成功させることです。これを達成するには、事業計画やファイナンス、サービスの運営など、私の強みである技術以外のスキルや知識が必要になります。私にとっては大きな挑戦ですが、これを乗り越えることが自分の成長に直接繋がるので、やりがいを感じています。今後も、いろいろな仕事にチャレンジして自分の強みを理解し、仕事をしながら強みを増やすということを続けていきたいと思います。
受け身の姿勢では、成長はできない
-Sun* で活躍する人はどんな人だと思いますか?
Sun* では主体的に行動する力が必要とされます。受け身の姿勢で、言われたことだけをやるというのは安全な仕事の仕方ではありますが、そのスタンスでいると、成長には繋がりません。
また、Sun* はフラットな組織で、若い人が意見を出すことに対してもウェルカムなカルチャーです。積極的に意見を出した上で、その意見がなぜ良いのかをチームに対して説明し、説得できる力がある人は活躍できると思います。