What we do

エナジード

自分が感じたことを行動と
成長につなげるウェブアプリ
「ENAGEED GEAR」

次世代型キャリア教育のためのサービスを独自開発・提供しているエナジード社は、2021年7月に新サービス「ENAGEED GEAR」の実証実験を開始。Sun*は開発パートナーとして、サービス基盤の構築からアプリ開発までを支援しました。
このアプリは、生徒が学校生活や日常から何かを感じ、考えて行動し、その過程や成功や失敗といった経験から気づきを得て大きな成長につなげるというものです。探究学習をはじめ一般教科、各種行事など中学校、高校の生徒と先生のみなさまに幅広くご利用いただけるものとなっています。

クライアントの課題

たしかな技術力とユーザーの目線に沿った開発

エナジード社には開発部門とクリエイティブ部門があり、中高を始めとする教育機関向けのデジタル教材などを社内で企画、開発しています。この新しいウェブサービスの構築には高い技術と大規模な工数を必要とするため、開発パートナーとして、Sun*にお声掛けいただきました。

Sun*は開発面にとどまらず、プロダクトのゴールや目指すユーザ体験に向けた具体的な提案をしパートナーとして伴走。日本拠点を窓口にベトナムに専属の開発チームを作り、言葉の壁を感じることがないよう心がけ、サービスの成功に向けてコミットしていきました。、

Sun*からの提案とソリューション

教育現場で役立つウェブアプリの開発をめざす

必要最小限の機能を実装して検証し、フィードバックやディスカッションを経てブラッシュアップを繰り返しながらウェブアプリ開発を進めていくMVP開発からスタート。開発を進めるうえでSun*が心がけたのが、実際にこのアプリを活用する生徒や先生1人ひとりの目線にたって、「この情報を表示する機能は本当に必要か？」、「その情報を表示するのであれば、こういうやり方のほうがわかりやすいはず」といったユーザー中心設計に基づいた“逆提案”の姿勢です。

プロジェクトの成果

自信をもって提供・運用できるウェブアプリが、教育の現場でも海外からも高い評価を獲得

エナジード社の開発を支援して作られたウェブアプリ「ENAGEED GEAR」は2021年7月1日にリリースされ、立命館宇治中学・高校の野球部や同志社中学・高校などで実証実験が行われました。

実際に活用している生徒からは、学習面でつまずいていることを共有してクラスメイトからアイデアをもらえたり、部活動の野球でピッチャーやキャッチャーといったポジションへの技術面や、キャプテンとしてのチームビルディングについてのアドバイスがもらえた、などのフィードバックが寄せられました。

また先生からも、生徒の授業に取り組む姿勢や取り組んだ結果などをまとめる指導要録づくりに役立っているという好評価がありました。さらに、もともと高い意識をもって生徒1人ひとりの姿勢や意欲に着目していた先生からは、「まさにこれを必要としていた」といった声もいただきました。。熱心な改善リクエストや、今後の拡張に向けた貴重な意見もいただけました。

エナジード社の事業は、ITビジネスメディア「APAC CIO Outlook」からアジア太平洋地域の「2021年 教育技術ソリューションプロバイダー TOP10」（Top 10 Education Tech Solution Companies -2021）」に選出され（2021年12月17日広報発表）国内外から注目されるEdtech界を代表するスタートアップになっています。

クライアントの声

ユーザー目線の“逆提案”で、最短距離を走ることができた

「ウェブアプリの開発を進めていったなかで、一番の評価は“逆提案”をいただいたこと。これに尽きます。こちらのオーダーに忠実にというより、Sun*で開発にたずさわっているみなさんの知見や意見を踏まえた提案により、前工程で仕様の完成度を上げることができました。コードをクリーンに保ちながらスピーディーに実装するという、地味ですがクオリティの高いアウトプットはコーディングの指針としても有用です。」とご評価いただきました。

自分で考えて行動できる「かっこいい大人を増やす」というビジョンを掲げるエナジード社。そういう人材を、教育の現場、社会でも育てていくことに、共に貢献していきたい、私たちSun*のメンバーもそう考えています。