アジアを中心とした国立大学との産学連携による教育プロジェクト「xseeds」を4カ国12校へ拡大

〜ブラジル3校にも提供開始。イノベーターを輩出する価値創造インフラのエコシステムを構築〜

株式会社Sun Asterisk（本社：東京都千代田区、代表取締役：小林 泰平）は、ASEAN諸国（ベトナム・インドネシア・マレーシア）を中心に展開してきた、産学連携で育成・輩出する教育プロジェクト「xseeds（エクシーズ）」を南米含む4カ国12校へ拡大しました。

DXの推進が全産業で急がれる中、経済産業省のまとめたIT人材需給に関する調査報告書(*1)によると2030年に約79万人の国内のIT人材が恒常的な不足に陥る試算となっています。

そして、社会のデジタルシフトを推進できるテクノロジー人材は世界的にも枯渇しており、DX白書(*2)によると日本国内では企業変革を推進するための人材が7.5割の企業が不足している状況です。またデジタル事業に対する人材の「量」の確保も過半数が過不足となっています。さらに、国連サミットで採択されている持続可能な開発目標（SDGs：Sustainable Development Goals）の目標4（教育）では、すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進すると目標を掲げており、教育に関する注目はより一層高まっています。

Sun*は2014年から外務省のODAとして始まったHEDSPIプロジェクトを継承しており、産学連携における教育事業を通してテクノロジー人材を育成する事に取り組んでいます。

創業以来、スタートアップからエンタープライズまで400以上の新規事業の創出、DX推進を⽀援してきました。そこで蓄積された知⾒をもとに、教育機関と連携し、テクノロジー⼈材を⽣み出すため独⾃の教育カリキュラムを展開し、イノベーターを輩出する価値創造インフラのエコシステムを構築しています。

現在4カ国12校に展開しており、2021年には東南アジアのみならずブラジルの3大学へも展開を拡大しました。2023年にはアフリカへの進出、東南アジアや南米へ更なる進出を目指し、未来のイノベーターを輩出する価値創造インフラづくりに取り組んでいきます。

xseedsについて：
xseedsとは、グローバルに才能の発掘、教育、最適配置を行い未来のイノベーターを輩出する教育プロジェクトです。ハノイ工科大学とJICAが共同で発足した「HEDSPI」を2014年よりSun*が継承しています。一般的な寄附講座ではなく学科を持ち、大学の全在学期間（4〜5年間）をかけて、テクノロジー人材を育成しています。プログラミングはもちろんのこと、日本語学習からSun*のもつ実践的なノウハウを教育カリキュラムとして落とし込み、卒業後のキャリア支援まで一気通貫で提供しています。

xseeds Hubについて：
Sun*では、教育のみならずこのプロジェクトで教育を受け成長した学生に対して、卒業後のキャリア支援を一気通貫で実施しており、キャリア支援〜内定者フォローやビザ取得支援、企業への定着支援サポートまで行っております。キャリア支援（名称：xseeds Hub）を通して、これまで162社、500名以上の学生を日系企業への入社まで支援してきました。

xseeds Hubの詳細はこちら: https://xseeds-hub.sun-asterisk.com/

(*1)IT人材需給に関する調査報告書: https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf
(*2)DX白書デジタル時代の人材：https://www.ipa.go.jp/files/000093701.pdf

◆ Sun*について
Sun*は「誰もが価値創造に夢中になれる世界」をビジョンに掲げ、現在4ヶ国、6都市にて1800名以上のエンジニアやクリエイターが在籍するデジタル・クリエイティブスタジオです。新規事業・デジタルトランスフォーメーション（DX）・プロダクト開発を成功に導くため、「クリエイティブ & エンジニアリング」と「タレントプラットフォーム」の、2つのサービスラインを提供しています。

会社名　：株式会社Sun Asterisk（英語表記：Sun* Inc.）
所在地 　: 東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビルB1
代表者 　:  代表取締役 小林 泰平
創立年 　:  2012年
事業内容 : デジタル・クリエイティブスタジオ事業
URL    　: https://sun-asterisk.com