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Our Works

三菱地所

東海道五十三次の地域をつなげる
新たな街づくりへの挑戦

大手不動産デベロッパーの三菱地所が新規事業として取り組む「膝栗毛(HIZAKURIGE)」の開発支援事例をご紹介します。本アプリは同社で新規事業の推進を目的とした「新事業提案制度」を通じて採択されたプロジェクト。身近な街の何気ない道をエンターテインメント化する「膝栗毛」は、サービスにおいて歩き旅体験を最大化する“旅アプリ”です。外部パートナーとの共創によりリリースされたこのアプリについて、プロダクトオーナーの米田氏に伺いました。

Summary

クライアントの課題

  • ・社内でアプリ開発の知見のある人がいない
  • ・経験豊富なパートナーと伴走しながら共創していきたい
  • ・事業化を目指した土台作りの段階なので継続的に支援して欲しい

Sun*の課題に対する対応

  • ・受発注の関係ではなくチームの一員としてプロジェクトに参画
  • ・ユーザー中心設計を重視したアジャイル開発で、仕様の変更や機能追加を柔軟に対応
  • ・リリース後も事業化に向けて支援を継続

リリース後の成果

  • ・リリース後3週間のアプリのDL数が、目標に対して580%達成
  • ・多数の自治体、企業から協業の問い合わせがあり、事業化へ向けて手がかりを得られた
  • ・リリース後も事業化に向けて支援を継続

新規事業開発の経緯

大手不動産会社が旅アプリ?
エンタープライズ企業における
新規事業の立ち上げ

三菱地所株式会社は東京駅周辺の「大丸有地区」をはじめ、オフィス、商業施設、ホテル、アウトレット、物流施設などの開発を本業とする総合不動産会社です。同社では「新事業提案制度」という新しいことにチャンレンジする制度を設け、社内から新規事業が生まれていく仕組みを築いています。


新事業提案制度は、年に一度募集があり、審査を通過した提案に対して4〜5ヶ月のフィージビリティ・スタディを実施し、最終審査を行います。採択された人は、専門の新事業創造部へ移動し、本格的に事業化を目指していくという制度です。これまで、瞑想スタジオMedicha(メディーチャ)をはじめ、事業化や法人化したサービスを複数排出しています。


身近な街の何気ない道をエンターテインメント化する「膝栗毛(HIZAKURIGE)」は、「全国津々浦々をみたときに、デベロッパーとしてハード開発ができるところは限られており、ハードの開発を伴わないソフトを活用した街づくりができないかと常々思っていた(米田氏)」という、本業に携わる中での想いが起点となっています。


課題とSun*を選んだ理由

はじめての本格的なアプリ開発
伴走してくれるパートナーと共創したい

今回Sun*がアプリ開発の相談をいただだいたのは、PoC(概念実証)による検証を終えられた段階でした。PoCを行った開発会社とは、「これはこういう風にしたほうがいい」「これはどのような意図か」といった能動的な意思疎通ができないことに課題を感じられていました。クライアント側の担当は米田氏一人のみ。PoCを経て本開発へのシフトしていく段階においては、「言われたことはやる(言われないことはやらない)」という関係ではなく、主体的に物事を考え、目標に向かって伴走してくれるパートナーが必要。プロジェクトチームのUI/UX構築担当からの推薦もあり、有楽町のインキュベーション施設「SAAI」のアプリ開発の実績があるSun*にご相談いただきました。

Project Topic

Tech x Creativeによって導く
アプリの最適な在り方

開発がはじまった段階は、PoCで活用したプロトタイプのUIデザインがあるのみでした。そこから開発をスタートさせ、1ヶ月程度、同時並行で要件定義を行ない、3ヶ月の実装期間を経てiOS、Androidのアプリをリリースしました。開発体制はSun*のベトナム拠点に30人規模の開発体制を築き、日本拠点でプロジェクトマネジメントを行うという体制を取りました。


価値創造型のプロダクト開発においては、エンジニア、デザイナー、ビジネスプロデューサーなど「Business x Tech x Creative」各領域の専門家が、相互に意見やアイデアを出しながら最適なプロダクト設計を固めていくことが重要です。このBTCが三位一体となったプロダクト開発はSun*が重視しているアプローチです。


例えば今回のプロジェクトにおいても、支給されたUIUXデザインをそのまま開発実装するのではなく、技術的な観点から、Sun*としてもより良いデザインにつながるフィードバックや提案をさせていただきました。具体的にはAdobe XD で共有された画面設計に対して、技術的な観点からレビューや提案をSlackでスピーディに行っていきます。

XDによる画面設計



クライアント側ははじめてのアプリ開発ということもあり、ご要望いただいたアイデアの中で実現が難しいものについては、フラストレーションが溜まらないように、「なぜできないのか」丁寧でわかりやすい説明を心がけました。また「できません」で終わらず、代替案を提案し、粒度細かく議論を重ねながら作り上げていきました。

クライアントの声

受発注の関係ではなく
当事者意識をもって臨んでくれた

「社内でこの事業にフルコミットしているのは自分だけです。Sun*をはじめ外部のパートナーは契約上は受発注の関係ですが、「みんなで良くしていこう」「自分の仕事として自信をもって世の中に出したい」という気持ちが感じられ、同じ熱量で関わってくれたことが嬉しかったです。Sun*に対しては、アプリだけでなく管理サイトの開発もお願いしておりましたが、みるみる使いやすくなっていき、そのきめ細やさに感心しました。今後、事業化して新しいメンバーが使うことになっても迷わないようなフレンドリーなデザインで大満足です。


ベータ版にもかかわらずアプリの反応もよく、とある団体からは「20〜30年やりたかったことを実現してくれた」という嬉しい言葉もいただいております。アプリがあることによって地域と地域がつながり、関係性が生まれる。そんなプラットフォームを実現できたらと思っています。」

Project Topic

アプリのDL数は、
目標に対して580%達成の
好スタート

大きなトラブルもなくスケジュール通り、アプリはリリース。リリース後の反応として、目標に掲げていたアプリのDL数に対して、5.8倍という好スタートを切ることができました。アプリが話題になったことで、各自治体や企業から多数の問い合わせが増え、事業化に向けた手がかりを掴むことができています。現在はまだβ版という状態ですが、サービスの成長に向けて今後もパートナーとして継続的に支援させていただきたいと考えております。

Project Info

Client

三菱地所株式会社

Service

膝栗毛(HIZAKURIGE)

Sun* Team

Project Manager

Group Leader

BrSE

Communicator

Android Developer x6

iOS Developer x5

Frontend Developer x3

RoR Developer x6

Infra Engineer x2

QA x7

Solution

仕様書、要件定義作

実装(アプリ開発)

運用

事例・実績三菱地所株式会社 - 膝栗毛(HIZAKURIGE)